Google、iPad向けにGmailを最適化

iPad向けGmailは、iPadアプリではなくHTML5対応のWebアプリとして公開された。

» 2010年04月05日 06時55分 公開
[ITmedia]

 米Googleは4月2日、WebメールサービスGmailをiPad向けに最適化したと発表した。iPadから「gmail.com」に接続すると、デスクトップ版と異なるタブレット向けのページが表示される。

 画面は左右2つの枠で構成されており、左にスレッドにまとめられたメールのリストが、右にメールの内容が表示される。

gmail for ipad 左枠で選択したスレッドが右枠に時系列に表示される

 Googleは昨年、iPhoneおよびAndroid端末向けにHTML5対応のWebアプリ「Gmail for mobile」をリリースしており、iPad版は同アプリを基にタブレットの大画面を生かしたユーザーインタフェースに改良したものという。

 GmailはiPadにプリインストールされているメールアプリからも利用できるが、GoogleはGmailへのリンクアイコンをiPadのホーム画面に設置することを推奨している。

 Googleは、iPadで使えるその他のGoogleサービスについてもiPad向けGmailを発表したブログで紹介している。iPad版SafariにはGoogleツールバーが組み込まれており、YouTubeがネイティブアプリとしてプリインストールされている。またiPadのMapsアプリはGoogleのサービスを利用している。音声検索もできる検索ツール「Google Mobile App」のiPad版も近いうちにApp Storeからダウンロードできるようになるという。

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