クソリプはこうして生まれるディルバート(448)

何にでも難癖を付けてくる人っていますよね。ネットにも。そしてオフィスにも?

» 2016年05月12日 08時00分 公開

<インターネットのディック>

君は赤ん坊を生かすためなら怪獣にうそをつくか?

うん


ハッ! おまえ、自分がうそつきだと認めたな!


「ほとんど」のときは違うよ


おぉ? 「ほとんど」は違うって……


ハハハ! 発言を撤回しようとするやつ、だ〜れだ!?


ほとんどのときは赤ん坊が大嫌いなことを謝れ!


そんなこと言ってないじゃないか!


わーお。病的なうそつきか?


  


 インターネットに生息するディック(参考記事)。ディルバート・ワールドだけではなく、現実世界にも存在しますよね。震災関連のツイートに難癖を付けて、何でも不謹慎だと声高に訴えたネット上の理不尽な“暴挙”は、皆さんの記憶にもまだ新しいでしょう。

 発言などを撤回・訂正・修正するときに使う“walk back(a statement)”のように、“walk”を使ったイディオムはいろいろあります。“Walk all over(someone)”は、誰かをこき使ったり、ひどい扱いをしたりすること、“walk on by”は「過ぎ去って歩く」、つまり無視すること。また“walk on air”というと、文字通り「空気の上を歩く」ので、うれしさにウキウキしたり興奮したりしている様子を表す表現。“Walk on eggshells”というと、「卵の殻の上を歩く」、つまり相手を怒らせないように気を付けて振る舞うことを言います。

 その他、“Walk the walk and talk the talk”は「やるべきことはやる、言うべきことは言う」という意味で、模範になる人のことを言うとき、またそのような行動を促すときなどに使います。われわれも“難癖野郎”なんかに惑わされず、やることをやりましょう!

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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