無線LAN“再構築”プラン:セキュリティとクオリティ、このままでいいの? WiMAXやIEEE 802.20に代表される無線ブロードバンド技術、そしてIEEE 802.11nなど、無線の技術はさらなる高速化に向かっている。そんな中、企業インフラとして使われる無線LANも「ただつながればいい」という段階は終わり、堅固なセキュリティだけでなく、音声を遅延なく届けるたしかな品質、可用性が求められるようになっている。今ある無線ネットワークを生かしつつ、さらに戦略的に活用するために、インフラの「再構築」をかけよう。新着記事「11nはもう大丈夫」――Wi-Fiのプレ標準認定は“お墨付き”になるか無線LANの業界団体、Wi-Fiアライアンスは、IEEE 802.11n ドラフト2.0対応の無線LAN機器の相互接続検証テストを開始した。標準化前に認定を行う理由を担当者に聞く。 (2007/6/28) WLAN上の音声/データの共存は永遠の課題かデータ系の無線LAN環境を生かしつ、その上にVoIPを展開するにはどうすればいいのか? 真に音声とデータの「共存」を実現する方法はあるのだろうか。 (2007/1/11) 眠れない端末? “くせ者”パワーセーブモードを使いこなす携帯型の無線IP電話は携帯電話と同じく、いかにバッテリーを持続させるかが課題だ。そのため、端末にはパワーセーブモードなる機能が用意されているが、利用環境をうまく調整しないとなかなか「仮眠」できないという事情がある。 (2006/12/13) いつが買い時? 標準化に向け加速する「11n」の実力最大600Mbpsの通信速度を実現するIEEE 802.11nは、次世代無線LAN規格の最右翼にある。既存の無線LAN環境を激変させるポテンシャルをも持つ11nの抱える課題、そしてその可能性を探る。 (2006/11/30) 有線より面倒 無線端末をセットアップする有線LANでは、PCにケーブルをつなげばあとはOSが自動的にセットアップしてくれるが、無線LAN端末はそう簡単ではない。特にIP電話の初期設定にはいろいろとコツが必要だ。 (2006/11/28) MacやUNIXは? 1X認証が使えないときの“隠れ技”いちエックス(IEEE 802.1X)認証はセキュリティ面では安全だが、利用できる端末はおのずと限られる。Windows、Mac、UNIX……さまざまなワイヤレス機器が混在するときはどうすればいいのか。 (2006/11/27) 速度よりもサービス――無線BBの急先鋒、WiMAXがもたらすものWiMAXは、最大75Mbpsの通信を可能にする無線ブロードバンド技術として注目を浴びている。有力な通信事業者が参入を決めるが、その高速インフラを活用したビジネス、サービスの具体像はなかなか見えてこない。その最新動向を追った。 (2006/11/24) 敵は「隣」にあり! 電波の陣取り合戦無線LAN導入でまず最初にやること、それはサイトサーベイだ。だが、そこには思わぬ「敵」の存在がある。隣接するビルから入ってくる電波を考慮した感度調整の勘どころをつかむには、実機を使うのが最も現実的なようだ。 (2006/11/22) ワイヤレスSEが明かす「導入の舞台裏」無線LANの構築は、カードを差し、APを設置さえすればそれで済んでしまうわけではない。導入は地道な作業の積み重ねだが、そこには日の目を浴びない、いろいろな苦労があるのだ。現場のエンジニアに話を聞いた。 (2006/11/20) Windowsと無線LANの連携、カギを握るのは人間関係?WindowsログオンもLANの認証も、1度で済ませたい――。Active Directoryと無線LANとを連携させればシングルサインオンも可能だが、むしろそうしないと管理者にとって面倒なことが起きる。 (2006/11/17) 認証の本命、いちエックス導入ア・ラ・カルトなりすまし、誤接続など、無線LANにとっての脅威はなくならない。だから、そこに認証の仕組みが必要になってくる。環境をできるだけ変えずに採り入れるには、どんな手法がいいのだろうか。 (2006/11/15) 「動くと切れる」をなくすには無線LANのメリットは、端末の移動が容易なこと。そのため、無線をIP電話のインフラとして使う際の「宿命」となるのがハンドオーバー(ローミング)時の通話切れだ。この対処が、実は一筋縄ではいかない。 (2006/11/13) VoWLANのキモは「より高速、確実に」VoWLAN(無線VoIP)において、通信速度は品質にシビアに響いてくるが、「鉄則」され守れば大方は改善できるもの。既存のインフラでIP電話のストレスを減らすための工夫を紹介する。 (2006/11/10) 電話と無線LANの相性は本当にいいのか?IPネットワークによる企業内線網の構築事例はもはや珍しくない。音声のインフラとして無線LANを活用する動きも活発化しているが、有線LANと同じ品質の通話を期待していいのだろうか。 (2006/11/9) 有線と同等、のはずがそうではなかった暗号化の「予想外」無線LANには3つの暗号化方式がある。その1つであるWEPは、標準でありながらなぜ脆弱だといわれてきたのか。ユーザーの運用自体に問題はなかったのか。新たに2つの暗号化が登場した背景を探る。 (2006/11/7) 無線LANのセキュリティ、SSIDと掲示板は匿名が基本どこでもつなげる効率性を追求するあまり、おろそかにされがちなのが無線LANのセキュリティ。目に見えない脅威への防備として、最初に見直したいセキュリティ対策の基本を考える。 (2006/11/2) 快適なワイヤレスオフィス実現に必要な「ワイヤード」の視点無線LANの導入を検討する企業が増えている。その利便性がよく知られているにもかかわらず、安全・快適なワイヤレスオフィスにするために有線LANの環境整備が欠かせないのは皮肉なことだ。 (2006/11/1) 関連記事「ワイヤレスは基幹でも十分使える」――米Meru Networks社長独自の無線LAN技術により、VoWLAN(無線VoIP)市場でメインプレーヤーの座を狙う米Meru Networks。イハブ・アブ-ハキマ社長は、無線LANも企業内の多様なアプリケーション通信に耐えるだけの信頼性がなければならないと力説する。 (2006/12/19) アライドテレシス、動的VLANに対応する企業向け無線APアライドテレシスは、企業向けの運用管理機能が充実したTenQブランドの無線APを販売開始する。 (2006/12/13) コミュニティー発の低価格なWi-Fi接続サービスが開始フォン・ジャパンは、Wi-Fiのアクセスポイントを会員同士で共有する低価格の無線LAN接続サービス「FON」を開始する。 (2006/12/4) NTT東、フレッツ・スポットのAP設置数が2500カ所を突破NTT東日本の公衆無線LANサービスにおいて、同社がエリア内で設置するアクセスポイントの数が2500カ所を突破した。 (2006/11/13) 中小企業向けIP電話システムで「E02SA」が利用可能に――日立電線日立電線は、KDDIの無線IP電話端末であるE02SAを新たにサポートした小中規模向けIP-PBX「AquaVocal」を12月より販売開始する。 (2006/11/6) ワイヤレスにファイアウォール機能を、テリロジーが無線LAN用IPSテリロジーは、無線LANの電波状況からAPやクライアントの位置を把握し、自動的に不正なトラフィックを排除する無線LAN環境向けファイアウォール製品を発表した。 (2006/10/30) “日本発”のネットセキュリティ技術を搭載した無線LAN製品――T-SSトリニティーセキュリティーシステムズ(T-SS)は、同社独自のセキュリティ通信技術を搭載した企業向け無線LANシステムを発売する。 (2007/1/24) PC共有や無線LANただ乗りも――10カ国の在宅勤務者の実態在宅勤務用のコンピュータを家族に使わせたり、正体不明のメールを開いてしまうユーザーが多いことが調査で判明。 (2006/10/10) 職場のWLANセキュリティは不十分――In-Stat調べ職場のWLAN環境のセキュリティの改善にはあと数年かかりそうだ。 (2006/10/05) Wi-Fiユーザーの半数以上がセキュリティを設定――米調査一方で12%が「近所のネットワークを使ったことがある」と回答している。 (2006/08/02) NECが中堅・中小向け無線システムの販売を強化、構築支援ツール提供もNECはモバイルセントレックスなどに利用する無線LANシステムの中小・中堅企業向け新製品を発表した。パートナーにもシステム構築支援ツールの提供を開始し、製品/販売両面でモバイルソリューションを強化する。 (2006/10/10) メルーがフルワイヤレスのソリューションを発表、有線より7割コスト減にワイヤレスベンダーのメルー・ネットワークスは、アクセスポイント同士をすべて無線で接続して広域ネットワークを構築するソリューションを発表、11月より対応製品を投入する。 (2006/10/05) 無線LANのMeru、「標準技術だけですべて問題解決するとは思わない」米Meru Networksは、新機軸の無線AP製品を日本に投入する。同社の代表取締役社長のイハブ・アブ-ハキマ氏に話を聞いた。 (2006/03/07) 「ルーラルエリアにWiMAXを」、インテルなど4社が無線BB普及目的に共同プロジェクトIRIユビテック、インテル、ジャパン ケーブルキャストおよび三菱総研の4社は、無線ブロードバンドの過疎(ルーラル)地域への早期普及を目的としたWiMAXの推進プロジェクトを立ち上げた。 (2006/08/24) Interop Tokyo 2006:ノーテルが5GHz帯を利用する広域無線LANソリューションを披露ノーテルネットワークスはInteropの展示会場で、広域で高速な無線LAN環境を提供する「Nortel Wireless Mesh Network」を紹介した。 (2006/06/08) アルバ、モバイルセントレックスの展開で日立電線と協業アルバワイヤレスネットワークスは、同社の無線LANシステムと日立電線のIP電話機との相互運用性向上を目的とした協業を行うことを発表した。 (2006/09/05) HPとCisco、企業向けワイヤレスソリューションを提供Ciscoのワイヤレス技術を利用した企業向けのシステム関連サービスを、HPが提供していく。 (2006/08/30) コレガ、スイッチ一体型の企業向け無線APを発売コレガはスイッチングハブを装備した無線LANアクセスポイントを企業向けに販売する。エンタープライズ仕様としてWPA-EAPなどのRADIUS連携のユーザー認証機能を備える。 (2006/10/05) 日本HPがProCurveブランドの無線LAN製品発表、「有線と同等のインテリジェンスを持たせた」日本HPは5月23日、エッジネットワーク機器「ProCurve」ブランドの無線管理モジュールと無線アクセスポイントを発表した。同社のLANスイッチと同様、機器の耐障害性とセキュリティを両立させた。 (2006/05/23) “3番手”マカフィーの新戦略 無線LAN用セキュリティソフト発売マカフィーが、セキュリティソフトの店頭販売で攻勢をかける。無線LAN用のセキュリティソフトを発売するほか、大規模なキャンペーンを行って認知を高め、シェアアップにつなげる。 (2006/04/18) Interop Tokyo 2006:コムワース、持ち運んで電波干渉源を探し出せる無線アナライザコムワースは、米cognioの「Spectrum Expert for WiFi」をInterop来場者に紹介した。ノートPCに挿して利用するPCカードタイプの経済的な無線アナライザだ。 (2006/06/09) Interop Tokyo 2006:パナソニックモバイルコミュニケーションズ、音声QoSを可能にする無線システムパナソニックモバイルコミュニケーションズが、QoS対応の無線LANシステムを展示。監視カメラの画像の乱れでその違いを確認できる。 (2006/06/08) 日立電線、中小規模オフィス向けにN900iLソリューションパッケージを販売(2006/06/07) PFUとアルバ、無線LANもカバーする検疫ネットワークシステムの提供で協業PFUとアルバワイヤレスネットワークスは、互いの製品を組み合わせた検疫ネットワークソリューションの提供に向け、協業を結んだ。 (2006/05/30) フォーティネット、IEEE 802.11a/b/gに対応する小規模サイト向け無線UTMアプライアンスフォーティネットは、無線APにUTM(統合セキュリティ)機能を統合したSMB向けアプライアンス「FortiWiFi-60A」を発表した。新たにIEEE 802.11a無線LANに対応したことが特徴。 (2006/05/18) Cisco、VoIPとWi-Fi統合でIntel、Nokia、RIMと提携(2006/04/26) マクニカ、Web認証をサポートした無線LANベースの検疫システムを6月に販売マクニカネットワークスは、米Trapeze Networksの無線LANシステム「Trapeze Mobility System」とSymantecのセキュリティ対策ソフトを連携させた無線LANの検疫ネットワークソリューションを6月に販売する。 (2006/04/11) NTTデータ先端とアルバ、共同で検疫システムを提供NTTデータ先端技術とアルバワイヤレスネットワークスは、互いの製品を連携させた無線LAN環境対応の検疫ソリューションを販売する。 (2006/03/24) FOMA N900iL 400台を活用するIP電話システム──アマナで稼働(2006/06/21) 無線LAN機能を強化したビジネスケータイ──「N902iL」ドコモが法人向けモデルとして投入する「N902iL」は、IEEE802.11e/gとFOMAのデュアルネットワーク端末。VoIP機能が強化され、通話品質や操作性が向上した。 (2006/10/13) Intel、次世代WiMAXチップを公開――モバイルにも固定にも対応Intelが、モバイル、固定いずれのWiMAXにも対応するデュアルモードチップを出荷。米Motorolaなどが採用を表明している。 (2006/10/12) Nokia、WiMAX携帯を2008年に導入2007年以降、WiMAX用のベースステーション「Nokia Flexi WiMAX Base Station」を出荷する予定。WiMAX対応の携帯端末は2008年に導入する見込みだという。 (2006/10/12) Interview:IEEE 802.20の、モバイルWiMAXに対する優位性とは――クアルコムジャパン次世代通信技術として、モバイルWiMAXではなくIEEE 802.20を推すクアルコム。802.20の優位性、そして課題について、山田社長に聞いていく。 (2006/03/16) ドコモやNTT東など、TXで商用無線LANサービス開始──8月からつくばエクスプレスで2005年の開通以来、実証実験などを行っていた無線LANサービスがすべての路線で開通。NTTドコモが8月24日より「Mzone」「mopera U」のサービスエリアとして商用サービスを開始する。 (2006/07/25) ソフトバンク、「モバイルWiMAX」実験用無線局免許を申請──商用化に向けソフトバンクグループは、広帯域の移動無線技術「モバイルWiMAX(IEEE802.16e-2005)」における実用実験用無線局免許の申請を行ったと発表した。免許申請/実験主催はボーダフォンが行い、実証実験を9月より開始する予定。 (2006/07/20) Interview:WiMAX+無線LANでユビキタス社会実現の一翼を担う──YOZAN日本で初めてWiMAXを利用した商用サービスを開始したことで話題をさらったYOZAN。同社はWiMAX+無線LANという組み合わせで、どこからでもアクセスできる無線のIPネットワークを作ろうとしている。 (2006/07/14) Special- PR -Special- PR - |