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オリジナル・キャスト4人が復活したシリーズ4作目「ワイルド・スピードMAX」がジャスティン・リン監督によるオーディオ・コメンタリーのほか、100分以上の特典映像を用意し、2月17日にBlu-ray Disc化。
U-CONTROL機能を使ってアクセスできる「Take Control シーン解説」や「Virtual Car Garage and Tech Specs」、マイ・シーンズ、NGシーン、ドミニク率いる強盗団にまつわる「ロス・バンドレロス〜盗賊たち」、劇中のアメ車を紹介する「マッスルカーの魅力」、劇中の日本車を紹介する「輸入車の魅力」、主要キャストのコメント集「オリジナル・キャスト再集結」、ヴィン・ディーゼルのドライビング・トレーニング、石油強奪シーンの撮影、レースとチェイスへのこだわり、砂漠のチェイスの裏側に迫る「ハイオク・アクション:スタントの裏側」、国境の街:メキシコ・ロケ、トリノやダッジ・チャージなどのスペック解説と3Dアニメによる全景を収めた「Virtual Car Garage」、「ワイルド・スピードMAX」ビデオ・マッシュアップ、ミュージック・ビデオ“Blanco”などを収録している。 本作を含むシリーズ4作品をまとめた「クアドリロジーBlu-Ray SET」も同時発売。価格は6815円。
南米ドミニカ共和国で、かつての伝説的なストリート・レーサー、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)は輸送車強盗団を率いていた。捜査の手が迫り、恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)のもとを去る。数カ月後、ドミニクのもとに妹ミア(ジョーダナ・ブリュースター)からレティが殺されたという知らせが届く。復讐に燃えるドミニクが向かった先はロサンゼルス。レティを殺した麻薬の運び屋を捜すため組織に近づく。一方、FBI捜査官となったブライアン(ポール・ウォーカー)もまた、ドミニクと同じ麻薬組織を追っていた。2人は運び屋選抜レースに参戦するが……。
キャストが総入れ替えされた前作は残念なことになっていたが、ここにきて軌道修正。タフな悪党ヴィン・ディーゼルと正義感にあふれるポール・ウォーカーが戻ってきて、空気がピリッと引き締まり、アクション大作の風格たっぷり。全米では7250万ドルというシリーズ最高のオープニング成績を叩き出し、トータル興収も1億5000万ドルを突破してシリーズ最大のヒットを記録している。
肝心のカー・アクションも見応え十分で、ドミニクたちが石油タンクローリーを襲撃する冒頭シーンから、いきなりクライマックスのようなスタントを披露。メキシコ国境に掘られた密輸用の狭いトンネル内を爆走するチェイスも圧巻だ。手に汗握るアクションにはドキドキし、あまりに無茶な大技には大爆笑。フルカスタムされたGT-Rなど、カーマニア垂涎(すいぜん)の名車の数々にも注目だ。
1作目の流れをきちんと踏襲したストーリーと、パワーアップしたアクションで、車関係に興味がなくとも満足できる仕上がりになっている。
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