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東芝、CESで大型「グラスレス3Dレグザ」やネットテレビを展示2011 International CES

» 2011年01月05日 15時22分 公開
[ITmedia]

 東芝は1月5日、米ラスベガスで1月6日に開幕する世界最大の家電見本市「2011 International CES」の展示内容を発表した。ブースのコンセプトは、「Fun and Easy by Leading Technology」。専用メガネなしで3D映像が視聴できる(裸眼立体視)「グラスレス3Dレグザ」や「NET TV」(ネットテレビ)の展示やデモンストレーションを行う。

写真は昨年10月の「CEATEC JAPAN 2010」に参考展示された56V型グラスレス3Dレグザの試作機と裸眼立体視対応のノートPC。今回のCESでは65V型のグラスレス3Dレグザも展示される

 このうちグラスレス3Dレグザについては、年末に日本で発売した12V型、20V型にくわえ、65V型と56V型のプロトタイプを参考展示。同社は、5日に行われた記者会見で「2011年度中に40インチ以上の大型タイプを投入する」と明言しており、大型化への期待が高まりそうだ(→東芝、2011年度に大型のグラスレス3Dレグザを投入)。

 一方のネットテレビは、インターネットに接続してさまざまなアプリケーションを利用できるというもの。「Yahoo! Widgets」(ヤフー・ウィジェット)や「You Tube Leanback」(ユーチューブ・リーンバック)のほか、テレビとPCを連動させた「Skype」(スカイプ)のデモンストレーションを行う。なお、展示機は「Google TV」ではないものの、5日の会見では「今回は発表を差し控えたが、東芝らしいGoogle TVを開発する」として、やはり2011年度中に市場投入する方針を明らかにした。

 PC関連では、裸眼立体視が可能な「グラスレス3DノートPC」とスレート型タブレットPCを参考展示。スレート型タブレットPCについては、Androidを搭載した最新モデルおよびWindowsのモデルを展示する予定だ。

 このほか、環境への取り組みとして、東芝アメリカ家電社がパナソニックやシャープと共同運営している家電リサイクル会社「MRM」(Electronic Manufacturers Recycling Management Company, LLC)の活動紹介などを予定している。

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