パナソニックは、スマートフォンアプリ「パナソニックスマートアプリ」を7月中旬に拡充し、エアコン操作機能にリモートによる“運転オン”や設定変更のメニューを追加する。
パナソニックが昨年8月に発表したルームエアコンは、スマートフォンからクラウド経由でリモート操作する機能を備えていたものの、当時の電気用品安全法の技術基準に適合せず、発売前に一部機能を削除した経緯がある。一方、技術基準自体が古いという指摘を受けていた経済産業省はその後検討を進め、5月には省令解釈の一部改正という形で事実上のゴーサインを出していた(→関連記事)。
今回のアプリ拡充により、一度は削除された「どこでもリモコン」機能が復活。外出先からの「運転オン」に加え、「温度設定」や「風量・風向き設定」といった設定もリモートで行えるようになる。「帰宅前にエアコンを運転オンしたり、リビングから寝室や子ども部屋のエアコンの遠隔操作することが可能。エアコンの新しい使い方を提案したい」(パナソニック)。
対応するエアコンは、2012年10月発売の「Xシリーズ」、同じく12月発売の「UXシリーズ」、2013年1月発売の「SXシリーズ」「Tシリーズ」。アプリはAndroid 2.3.3以降もしくはiPhoneで利用できる。
パナソニックスマートアプリのエアコン機能 | 対応時期 |
---|---|
エコ情報(電気代の目安をグラフ表示) | ○ |
使い方ガイド | ○ |
どこでもリモコン | 7月中旬 |
・温度設定 | 7月中旬 |
・風量・風向設定 | 7月中旬 |
・運転オン | 7月中旬 |
運転オフ | ○ |
運転状況確認 | ○ |
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