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スポーツしながら快適リスニング♪――ヤーバッズ「LEAP WIRELESS」×ソニー「SmartWatch 3」の最強コンビワイヤレスで行こう!(3/3 ページ)

» 2015年03月27日 18時28分 公開
[山本敦ITmedia]
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スポーツしながらの音楽リスニングが断然楽しくなる

 スポーツイヤフォンのテストなので、実際にジョギングしながら「LEAP WIRELESS」の実力を検証してみた。イヤーチップがしっかりと固定されるので外れにくいだけでなく、通常のイヤフォンを着けて走っている時には気になっていた、イヤーチップが耳穴の中でずれてこすれるノイズがかなり少なく、音楽に集中できる。

実際に走りながら音質をチェックした

 ジョギングの際にはどうしてもアップテンポの曲を聴きたくなるので、イヤフォンはリズム、および低域の再現性に優れるものが欲しくなる。「LEAP WIRELESS」はイヤーチップの遮音性が高いので音漏れが少なく、がっしりと太いベースラインが味わえる。ロックやポップスのチューンは音量を必要以上に上げる必要がなくなるので、走る時の安全性はむしろ高まると捉えることもできそうだ。ボーカルもクリアで声質がナチュラルに再現される。ヌケ感もよく、全体にフラットなバランスなので、快適なイヤーチップの付け心地や本体の軽さとともに、長時間音楽を聴いていても疲れにくいのが好印象だ。

楽曲再生時にはジャケット写真の表示も可能

 ジョギングだけでなく、ヨガやストレッチなど静かな場所でエクササイズをしながら音楽を聴くこともあるだろう。スポーツセンターの体育館に場所を移して音楽を聴きながらトレーニングをしてみた。落ち着いたクラシック系の音楽も細部の立体感が十分に出ているし、楽器の音も素直でわざとらしい色づけがない。中高域のフォーカスはびしっと定まっていて、音量を下げても音楽のエッセンスをしっかりと捉える。アコースティック系の音楽はボーカルの自然な広がり感が気持ち良かった。

 ネックループスタイルのイヤフォンなので、頭の後ろ側にぶらさがるループケーブルがどれだけタッチノイズを発生させるかも気にしてみたが、その点は先述した通り、ケーブルの長さが適度に短く適度な硬さがあるため、首元にフィットして余計なタッチノイズが抑えられる。ただ、被覆が布製だったので、本体の汗濡れはガードできても被覆に汗がしみこんで汚れる心配はあるかもしれない。毎度使用後にはケーブルをしっかりと拭いて、メンテナンスにも気を配ることが長く愛用するための秘訣かもしれない。

首の裏側でケーブルが不必要にぶらつかないのでタッチノイズが非常に少ないのも特徴だ

 SmartWatch 3は手元で音楽の曲送り/曲戻しや再生/一時停止の操作ができる。プレイリストの曲一覧を表示することはできないが、ジャケ写表示にも対応しているので、プレイリストの曲を順に送っていっても直感的に聴きたい曲が探せる。ジョギングを終えたら、アップテンポの曲からヒーリング系の曲に切り替えて、心拍を整えながら気持ち良くエクササイズを終えることができた。

 スマートフォンは、現代人が肌身離さず持ち歩いているエレクトロニクス製品だ。ところがジョギングなど、スポーツシーンでは出来れば持ち歩きたくないし、落として壊す心配をしながらではスポーツに集中できない。腕時計型でリストにしっかりとフィットしながら、音楽も聴けるスマートウォッチなら多くのアスリートが抱えていた悩みを解決してくれるのではないだろうか。お気に入りのBluetoothイヤフォンを組み合わせて、スポーツの時に聴く音楽のクオリティやファッションのコーディネートにもこだわりたい。利便性と高音質の両方を兼ね備えたyurbudsのイヤフォンはおすすめできる1台だ。

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