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正しい「ルンバ」の選び方たぶん(2/2 ページ)

» 2015年11月08日 19時19分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]
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さらに付加価値で選ぶ

 ロボット掃除機を選ぶ基準は効率とカバレッジだけではない。付加価値も重要な要素となる。例えばルンバ800シリーズ以上には、ブラシではなく「AeroForce(エアロフォース)エクストラクター」という特殊なゴム素材で作られた2本のローラーでゴミを集める機能が付いており、掃除能力の向上とともに長い髪の毛などが絡みにくくなっている。ロボット掃除機には欠かせないメンテナンスの手間を省いてくれるのだ。

「AeroForce(エアロフォース)エクストラクター」

 また、ルンバ800シリーズにも「お部屋ナビ」が付属しない「ルンバ875」が存在するので、例えば自宅がワンルームなどシンプルな間取りでもメンテナンスが楽なほうがいい人にはワンランク上の「ルンバ875」がオススメだ。800シリーズからはリチウムイオン充電池を採用しているため、バッテリーそのものの寿命も長い。

 一方、コストパフォーマンス重視の人にとって見逃せないのが、「ルンバ980」と同時に発表された「ルンバ654」だろう。最も購入しやすいルンバ600シリーズでありながら、これまで上位機にしか搭載されていなかった「スケジュール機能」が追加された。

手前が「ルンバ654」

 スケジュール機能は、日時を設定しておくとルンバが自動的に掃除を行う、いわば“お掃除予約”機能。その利便性は、ルンバユーザーの4割が愛用しているというアンケート結果や、後発メーカーがこぞって採用していることからも明らかだ。

 ――というわけで、次回はコスパの上がった新しいエントリーモデル「ルンバ654」にスポットをあてたい。

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