香港市場に上場する銘柄は、その特徴から大きく次の3つに分けられます。
日本人や外国人投資家は、香港市場に上場するすべての銘柄を取り引きすることができます。香港ドルは米国ドルとの為替レートを一定に保つペッグ制を採用しているため、米国経済の影響を大きく受けやすいのです。また、香港株は値幅制限がない、つまりストップ安もストップ高もないので、株価のボラティリティ(振れ幅)が大きいことも要注意です。
H株は、香港に上場している中国企業の株です。中国国内に本社があるものの、取引は香港でされているものです。
レッドチップとは、香港など中国本土以外で登記がおこなわれている中国系の企業で、取引は香港でされているものです。一般的に、中国資本が30%以上とされています。
その他の香港株は「恒生(ハンセン)株」(恒生指数構成銘柄)、「GEM」(GEM上場銘柄)などに区別されています。
香港上場銘柄は成長中なので割安で買いやすさがあります。なお、香港市場はメインボードとGEM市場に分けられていて、GEM市場は成長企業向けで、米国のナスダックに相当します。
中国株は中央政府の一声で取引ルールや産業政策が大きく変わる可能性がありますので、政策によるリスクが、やはり高いのです。
米国、中国、新興国の経済状況や相場の推移を知ることで、相場の予期せぬ変動にも動揺しないで対応できるケースがでてきます。ややハードルは上がりますが、徐々に国際相場の基本も覚えていってくださいね。
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