ドコモは、2003年6月2日から試験サービスを行っていた「iモードマイボックス」(2003年5月の記事参照)について、2月2日から本サービスを開始すると発表した。
iモードマイボックスは、コンテンツプロバイダとユーザーが、ドコモを介さず直接契約する情報配信サービスで、コンテンツプロバイダは、ユーザーごとにカスタマイズした情報配信が可能になる。ユーザーはiモードメニュー内にある「マイボックス」にアクセスすれば、各ユーザーに特化した情報を閲覧でき、URLやID、パスワードを手入力する必要がない。
iモードマイボックスは、メールを使った情報配信に続く配信手段として提供され、ドコモは会員向けサービスや社内イントラネットでの利用を想定している。また赤外線やFeliCaなど、携帯電話に備えられる外部インタフェースとiモードマイボックスとの連携についても検討するとしている。なお、iモードマイボックスサービスの提供を予定しているコンテンツプロバイダは32社。
iモードマイボックスを利用して情報を提供するには、契約時に支払う1万円の登録手数料と、月額利用料金が必要。月額利用料金はマイボックスへの登録ユーザー数によって異なる。
マイボックス登録者数(人数/月) | 月々の負担金額(円/月) |
---|---|
0〜100人 | 1万円 |
101〜1000人 | 3万円 |
1001〜5000人 | 7万円 |
5001〜1万人 | 10万円 |
1万1〜5万人 | 25万円 |
5万〜10万人 | 35万円 |
10万1〜25万人 | 50万円 |
25万1〜50万人 | 75万円 |
50万1〜100万人 | 100万円 |
100万1人以上 | 150万円 |
サービス開始にあたりドコモは、3月31日までにiモードマイボックスサービスを契約・提供するコンテンツプロバイダを対象としたキャンペーンを実施。2月2日から3月31日までの月々の負担金額が無料になる。
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