NTTドコモの前田義晃社長は、2026年2月5日に開催の「2025年度第3四半期決算説明会」で、ネットワークの強靭化に関する報告を行った。
ドコモは、5G基地局の構築や最新装置への入れ替えを加速させており、2025年度下期の構築数は上期の3倍というハイペースな展開を続けている。その結果、「主要都市中心部の約90%で下り100Mbps以上のスループットを達成した」という。ただし、このスループットのデータについては、「ドコモが指定した測定ポイントにおける最繁時間帯、5G端末利用時の調査結果」となる。
「強靭化に向けた重点投資により、基地局の構築や最新装置への入れ替えが加速している。その結果、主要都市の中心部ではダウンロードスループットが着実に向上しており、快適にご利用いただけるエリアが広がっている。2025年度の下期は、上期の約3倍の基地局構築に向けて計画通り順調に進捗をしている。こうした取り組みにより、2025年度末にはより快適にご利用いただける場所がさらに増え、2026年度もこの勢いを継続していく』(前田氏)
ドコモの通信品質については、2023年から一部のユーザーが“パケ詰まり”をSNSなどで訴えるようになった。
ネガティブなイメージの払拭に向け、ドコモはこれまでに通信品質の改善に300億円を先行投資し、全国2000カ所の“点”や、鉄道動線などの“線”で品質を改善。他にも多くの人が密集する大型のイベントではアンテナを交換するなどして品質を改善したとしている。さらに、「d払い」アプリでバーコードが表示されるまでの時間を場所ごとに可視化するなどの取り組みも過去の記者説明会で明かしていた。
2024年6月の決算会見では、前田氏が「SNS上でのお客さまの声やアプリ利用データなどを踏まえ、改善が必要な場所を早期に検出し、適切な対策を迅速に実施していく」と明らかにしていた。
docomo/ahamoの通信サービスブランドのユーザーが「通信品質向上を実感できるのか」については、今後も注視されそうだ。
【2026年2月6日16時43分:更新終了】前田社長の発言の追記を行いました。
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