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» 2004年01月26日 19時52分 公開

800MHz帯【はっぴゃくめがへるつたい】Mobile Keywords

2Gから3Gへの移行が進む中で、技術的な違いとして必ず出てくるのが“周波数帯”。国内で携帯向けに主に利用されている周波数帯は、800MHz帯、1.5GHz帯、2GHz帯の3つがある。

[江戸川,ITmedia]

 800MHz帯は、ドコモのPDCやauのCDMA2000(含む1X)方式の携帯電話で利用されている周波数帯域。具体的には、806〜960MHzあたりを指すものだが、そのすべての周波数が携帯電話に割り当てられているわけではない。航空機無線や空港MCA、地域防災無線と周波数を分け合っている。そのため連続した広い帯域は取れず、これまで3Gには利用できないとされてきた。

 auがPDCからcdmaOneへの移行の際に800MHzを利用しており、これは800MHz帯に余裕のあった同社ならではの方策だ。だが、cdmaOneからCDMA2000への移行時も同じ帯域幅を利用する1X方式を採用したことで、これまでの設備の有効利用を図るとともに、3Gでも同周波数帯が有効であることを証明している。これはITUによって800MHz帯が3Gの追加周波数として認められたことを実証するものだ。

 ドコモのFOMAでも現在の2GHzと並行する形で、PDCで空き始める800MHz帯を使ったサービス提供を決めており(2003年12月の記事参照)、今後は郊外を中心に800MHz帯、都市部では2GHz帯で展開していくという。その際に使われるFOMAは必然的にデュアルバンド対応となるわけだが、現在も800MHz帯と1.5GHz帯のデュアルバンド端末「211iシリーズ」や、N2701のようなPDCとW-CDMAのデュアルモード端末も既に存在しており、ハード開発上の大きな心配はなさそうだ。

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