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» 2004年02月27日 22時17分 公開

2月21日〜2月27日:5分で分かる 今週のモバイル事情

仏・カンヌで開催された「3GSM World Congress 2004」ではキャリアやメーカーの3Gへの取り組みが明らかになった。無線LAN内蔵端末が2モデル登場、海外でも端末のハイエンド化が加速しそうだ。

[後藤祥子,ITmedia]

 今週は仏・カンヌで開催された「3GSM World Congress 2004」の記事が誌面を賑わせた。前評判どおり(2月23日の記事参照)、各国の3G導入に向けた取り組みが明らかになっている。

無線LAN端末が登場〜3GSM World Congress 2004

 3GSM World Congress 2004の基調講演に登場したNokia CEOのヨルマ・オリラ氏は「もうトライアルやテストの話はしない」と語り、3G本格展開に向けて年内に魅力的な3G携帯電話を投入する計画を明らかにした(2月24日の記事参照)。

 英Vodafoneのアルン・サリーンCEOは、「コンシューマ向け3Gは、予定通り10月に英国などの主要市場でサービスを開始する」と話す(2月25日の記事参照)。

 端末の発表も相次いだ。Nokia(2月24日の記事参照)とMotorola(2月25日の記事参照)が無線LAN内蔵端末を、Panasonicが、同社初となるSymbian OS搭載端末「X700」(2月25日の記事参照)を発表した。

 2月19日にはボーダフォンがメガピクセル端末「GX30」を発表しており(2月19日の記事参照)、欧州市場で端末のハイエンド化が加速しそうだ。

番号ポータビリティは“やる方向で”

 導入に向けて検討が重ねられていた番号ポータビリティは、やる方向で骨子がまとまった(2月26日の記事参照)。

 今後の研究会で具体案を詰め、4月末にも最終案にこぎつけたい考え。その後、承認を経て勧告へと向かう。ただしキャリアはニーズへの疑念を払拭したとは言い難い。

 「iモードのオープン化もしろとおっしゃったからやりました(3月7日の記事参照)。どなたも入らない感じがするんですが、けっこうお金がかかった。言い出しっぺはいいですよ。(MNPでも)本当にやるんですね、使うんですね、ということを確認したいわけです。無駄金を投資したくないわけです」(ドコモの立川敬二社長、28日の会見にて)。

国内も新端末ラッシュ

 いよいよ春商戦に向けた各社の端末ラッシュが幕を開けた。2月22日に発売された「N900i」も、好調なスタート。FOMAの契約数は2月26日時点で223万を突破した(2月27日の記事参照)。

 auはINFOBARの新色「ANNIN」を発表(2月26日の記事参照)。杏仁豆腐をイメージしたみずみずしい白いボディが特徴のこの端末は、4月上旬に登場予定だ。

 ボーダフォンはCFカード型データ通信端末「VC701SI」を発表(2月26日の記事参照)。こちらは4月下旬以降にも発売される予定だ。また店頭にも春モデルの「V301SH」(2月27日の記事参照)や「V302T」が(2月20日の記事参照)並び始めている。

さて、来週は?

 2月29日には、ファイナルファンタジーがプリインストールされた「P900i」が店頭に並ぶ(2月26日の記事参照)。FOMAの契約数の伸びに注目だ。

 3月1日にはスクウェア・エニックスが、900iシリーズ向けに「ドラゴンクエストi」と「ファイナルファンタジーi」をオープン。プリセット端末以外でも、ドラクエとFFを楽しめるようになる。

 また、P900iベースの「ボス電FOMA」の応募受付も3月1日に開始される(2月20日の記事参照)。

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