auの「GLOBAL PASSPORT」、エリアを米660都市に拡大

» 2004年04月22日 17時23分 公開
[ITmedia]

 KDDIは4月22日、携帯電話の国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT」で提携先を追加し、サービスエリアを拡大すると発表した。新たに米SprintPCS、米ALLTEL Communicationsとの間で、音声ローミングを開始する。

 同社は従来、米Verizon Wirelessと相互協力して約400都市で音声ローミングサービスを提供してきた。今回、Sprintと相互協力することでマイアミなど192都市、ALLTELとの協力でタンパなど238都市を追加するほか、Verizonとのサービスでもサンアントニオ、ミルウォーキーなど10都市を追加する。各事業者の重複分を除くと、約260都市の追加になるという。

 「米国での利用可能エリアは合計660都市で、アラスカ州を除くすべての州となる」(KDDI)。米国への通話料金は、従来と変わらず以下のとおり(価格はいずれも免税)。

種類 料金
米国内通話 120円
日本への通話 210円
日本以外への国際通話 330円
ほかのグローバルパスポート対応機への通話 210円
米国で着信した場合 180円

 KDDIはカナダでも、Telusとの相互協力により既に西部18都市で音声ローミングを開始している。今回、新たにオンタリオ州、ケベック州などの都市にエリアを拡大し、合計32都市での利用を可能にした。

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