Operaで、携帯はこうなる――写真で見る「AH-K3001V」(2/2 ページ)

» 2004年04月22日 22時25分 公開
[杉浦正武,ITmedia]
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 縦長表示にした後は、テンキーの上方に位置されたページスクロールキーで、Webサイトを上下させながら閲覧するイメージだ。文字量が多いサイトなどはかなり縦長になってしまうが、確かにこれなら携帯での視聴に耐える。

Photo フルスクリーン表示時は画面右に消えていた、ITmediaの各チャンネルへのリンクがITmediaロゴのすぐ下に配置される。左がスモールスクリーンモード、右がケータイモード

DDIポケット自慢のQVGA液晶

 AH-K3001Vのもう1つのウリが、液晶だ。2.2インチ、QVGA(240×320ピクセル)の約26万色半透過型TFT液晶を搭載し、最近の端末としては最高水準となる。

メニュー画面。縦に「メール」「Opera」「カメラ」などが並ぶ構成になっている。なお、背景には待ち受け画面が微妙に透けて見える
メールやWebの文字サイズとは別に、メニューの文字サイズを3種類から選べる

 フォントには、DDIポケットとしては初となる4段階に変えられるスケーラブルフォント(1月21日の記事参照)を採用した。文字周りでいえば、AH-K3001Vは日本語入力ソフトとして「モバイルWnn V2」を搭載。このため入力時の予測変換が可能だ。

Photo 左が、同じくDDIポケットの京セラ製端末「PS-C2」で利用されていたフォント。右がAH-K3001Vのスケーラブルフォント

PCとの連携機能も

 このほか、AirH"PHONEならではの機能としてメールクライアントはPOP/SMTPに対応している。ビジネスユーザーを意識して、自宅や会社で使用するメールアドレスを3アカウントまで利用できる。メールは全角2万文字まで送受信可能だ。

 PCとUSBケーブルで接続して、バスパワー充電も行える。「OFF」「通常」「急速」の3種類から選択可能で、「急速」では4時間、「通常」では18時間で充電が完了する。なお、通常のアダプタを使用した場合満充電に要する時間は、3時間。

Photo 端末の後端部に、mini-BタイプのUSB端子を備えている
Photo 単にPCと接続したいだけのユーザーは、充電機能をOFFにすることもできる

 端末にはEメール管理ソフトが同梱されており、これを利用すれば携帯で受信したメールをPCで管理したり、PCで作成したメールをAH-K3001Vに移したりといったことが可能だ。なお、画像編集ソフトも同梱され、画像に文字やスタンプを追加して待受画面を作成できる。

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