フォトレポート:中国人は「宝石携帯」がお好き?

» 2004年05月06日 18時25分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 4月29日に閉幕したCeBIT Asia 2004会場には、中国メーカーの携帯端末も数多く展示されていた。会場でNECも言っていたように、中国では機能面というよりは、ブランド力やデザインが重視される傾向がある(4月28日の記事参照)。そのため日本人からすれば感心するような、面白い外見の端末も多い。まとめてフォトレポートとしてお届けしよう。

 中国の端末の特徴として、まず感じたのは「小ささ」。日本の端末と比べて、明らかに一回り小さい。「ぴちぴちピーチ」などのネーミングと合わせて、端末の小ささ・かわいさを前面に押し出した「P252iS」(4月26日の記事参照)クラスの端末なら、ゴロゴロしている。

Photo たとえば、HaierのV2000は86×46×22ミリ。P252iSは87×46×26ミリだから、これよりも小さいことになる
Photo amoiの「A9」は、角ばったなかなか面白いデザインだ。86×44×20.5ミリと、やはり小さい

 印象的だったのは、しばしば端末の一部に「金色」が使われていること。これもデザイン重視の一貫なのだろうが、不思議なもので、金色を使うと“中国の携帯”らしさがグッと増してくる。

Photo amoiの「F9」。赤と緑のきょう体を、金色がふち取る
Photo Capitelの「c6388」。やはり金色が印象的

 面白いと思ったのは、DBTELのブースで見かけた新機種「J7」。外見は普通だが、価格を聞くと「4500元」「4000元」と2種類の価格が返って来た。日本円にして、6000円以上の開きがある(500元=6500〜7000円)。よく確認してみると、どうやら端末についている装飾の違いで、価格差が生じるらしい。

Photo これがJ7。ロゴの下に、小さなイミテーション宝石(説明員によると“水晶板”)が付いているのが見えるだろうか
Photo こちらもJ7。イミテーション宝石が、3つになっている。これで価格差が生じるわけだ

 カラーバリエーションならぬ「装飾バリエーション」なのだが、このあたりも日本にはちょっとない発想といえるだろう。

Photo ちなみに、こちらはHaierの「Z7100」。同じく、端末外側にイミテーションの宝石がキラキラ輝いている。サイズは73×43×23ミリ

日本風の携帯も?

 全体に小型で、アクセサリのような雰囲気をかもし出す中国携帯。ただし、最近のトレンドとしては、日本で見かけるようなデザインの端末も増えてきたようだ。

 DBTELが大々的にアピールしていた新機種「M7」は、日本でそのまま出しても違和感のない外見。カメラ/動画撮影/MP3プレイヤー/FMラジオ機能などを揃えた多機能が売りで、「10の機能が1つに収まった」とうたう。

Photo 「十机一体・多媒体手机」とうたっており、マルチメディア機能を前面に押し出していることが分かる

 Capitelがイチ押し端末「C8198」は、背面ディスプレイに6万5000色有機ELを搭載した端末。26万色TFT液晶を備え、30万画素カメラも搭載する。こちらも日本的な雰囲気のハイエンド端末だった。

Photo 背面ディスプレイに6万5000色有機ELを搭載したモデルは、中国でも珍しい

 中国でも「機能重視」の文化が根付いてくるようになるのか。それと合わせてデザインにも変化が起こるのかが、今後のポイントだろう。

Photo 日本では少数派になってしまったストレートタイプの端末も、いくつか展示されている。左はDBTELの「J1」、右はHaierの「V100」
Photo DBTELブースには、コンセプトモデルとしてNokiaの「N-Gage」(2003年2月6日の記事参照)に似た端末も展示されていた。映っているのは、どうもスーパーマリオに見えるが……?
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