結果は下表のとおり。やはりpreminiの方が手間取った……ように見えるが、岡田記者はpreminiのキー配置に好感を持ったという。
機種 | 62文字の入力時間 |
---|---|
N900i | 109.4秒 |
premini | 119.2秒 |
「ボタンの位置関係が“指のはら”で分かるので、タッチタイプをするには逆に便利。指の移動距離も少ないため、慣れれば高速入力できる可能性がある」(岡田)
ただし、よく注意しなければ押し間違いは頻発する。岡田記者が時間をとられたのも、押し間違いを修正するのに時間を要したためだ。
岡田記者は、「そもそも端末が軽いため、長時間入力しても手が疲れにくいのでは」とも付け加えた。
preminiは、余分な機能を削ぎ落とした端末。カメラもなければ、アプリにも対応していない。そのためメニュー構成もシンプルだ。
メニュー画面は、上から「マイセレクト」「電話」「ツール」「設定」の4つ。スケジュールやメモ帳、アラームといった必要最低限のものは入っている。
なお、文字入力環境として「POBox」を搭載しており、予測変換が可能。アドレス帳はタブ付き一覧表示のタイプとなっている。
外見上、特徴的なのが端末の上部。アーチを描いているが、ここにはアンテナが収納されている。同じく端末の小ささをウリにする「P252iS」と似た構造だ(4月26日の記事参照)。
ここにストラップを通せばいいのか、とも思うが、ストラップ穴はアンテナ背面に別に用意されている。「ストラップを通すには、こちらを利用してください」(ドコモ広報)。
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