夏商戦真っ盛りの携帯電話市場。都内ではこの週末に5モデルの新端末がお目見えした。auの「A5407CA」「A1305SA」、ドコモの「N900iS」「N506i」、ツーカー「TT41」だ。
ドコモはNEC製のFOMAの普及機と位置づけられる「N900iS」(6月1日の記事参照)と、NEC初の2軸回転機構の「N506i」(4月27日の記事参照)がお目見えした。
N900iSの新規価格は3万240円(大手量販店価格。ITmedia調べ)。「N900i」の初登場時の価格とほぼ同じだ(6月23日の記事参照)。N506iは新規価格2万625円での登場となった。
auのグローバルパスポート端末A1305SA(5月11日の記事参照)の新規価格は1万3440円。グローバルパスポート端末の上位モデル「A5505SA」の新規価格2万6040円に比べて割安なのは、機能が割り切られていることと、海外のデータローミングには未対応のためだ(5月18日の記事参照)。
オートフォーカス機構付き200万画素カメラを搭載したカシオ計算機製のA5407CAは(5月17日の記事参照)、新規価格1万7640円。前モデルの「A5403CA」の初登場時の価格、2万4800円に比べると、購入しやすい価格での登場だ(2003年12月の記事参照)。
ツーカーのアンテナレスストレート端末「TT41」は新規価格5040円(6月24日の記事参照)。カメラもWeb機能も備えていないため、比較的安価な価格でお目見えしている。
なお、今週は320万画素CCDを備えたカシオ計算機製端末「A5406CA」(6月11日の記事参照)や、ドコモの最小iモード端末「premini」(5月14日の記事参照)も登場予定だ(6月24日の記事参照)。
端末名 | 新規価格 | 特徴 |
---|---|---|
N900iS | 3万240円 | 辞書機能、デコメール入力パレット |
N506i | 2万625円 | 2軸回転機構、130万画素CCD |
A1305SA | 1万3440円 | グローバルパスポート端末、ミラーディスプレイ |
A5407CA | 1万7640円 | オートフォーカス機構付き200万画素カメラ |
TT41 | 5040円 | アンテナレスのストレート端末 |
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