ソニー・エリクソン初となる1X WIN端末は、“音と映像”が最大の特徴だ。形状は従来の折りたたみ型を継承し、ジョグダイヤルも健在。ソフトキーを2つ追加することで、操作性をさらに高めた。
まずは対応機能を列挙してみよう。
- 直径16ミリのステレオスピーカー搭載
- 2.4インチのQVGA液晶は輝度250カンデラ
- シーンセレクション機能を搭載した130万画素CCDカメラ
- テレビリモコンにもなる赤外線通信機能
- 内蔵アンテナ採用
- 電子コンパス内蔵のEZナビウォーク
同時に発表されたW21シリーズと比べると、アンテナ内蔵がデザイン上のポイントだ。1X WIN端末では初となる。
カメラは130万画素CCDを採用。オートフォーカス機構は備えず、側面のスライドスイッチでマクロモードに切り替える。静止画だけでなく動画撮影時にも利用できる「シーンセレクション」も新機能。「スポーツ」や「夜景」など6種類のシーンから選択できる。
動画は、QVGAサイズ、秒間15コマ、384Kbpsのクオリティで最大30分間の動画をメモリースティックDuoに撮影できる。撮影した動画からQVGAサイズの静止画を切り出したり、ムービーメール用の動画に変換することも可能だ。
待受画面とカレンダー。祝日データはカレンダーに入っていない。待受画面の時計は秒数表示も可能だ。4つに増えたソフトキーのガイダンスが画面下部に並んでいるのが目を引く
新開発の「クロスメニュー」。「PSXのような」(au商品企画本部長の牧俊夫氏)と形容されたメニューだ。EZメニューはFlashで描画されている
予測変換の元祖「POBox」も大きな改良が行われた。右ソフトキーに「絵文字/記号」が割り当てられ、入力が簡単に。絵文字や記号は連続入力のほか、過去に使用した文字を記録する頻度学習にも対応した
「カナ英数変換」も搭載した。入力モードを変えることなく、カタカナや英字、数字を入力できる機能で、昨今搭載端末が増えている
写真撮影時。右上のソフトキーで簡単に「シーン」が切り替えられる。左上のソフトキーでは撮影サイズの変更が行える。撮影時は補助線を出すこともできる
背面にはステレオスピーカーを搭載。シングルスピーカー搭載機種でも直径16ミリは大型だが、W21Sはそれを2個搭載した
ジョグを搭載したW21S。2.4インチの大きな液晶が目を引く
ITmediaでは、この記事では書けないP901iS・ドコモ端末の“隠れ情報”をモバイルサイト「ITmedia(ケータイ版)」にて掲載予定です。たとえば……
- P901iSのワンプッシュオープンボタン、なぜ光らない?
- 顔認証技術を活かしたアプリの隠れた楽しみ方
- あの人とのメールは、こうして読み返す
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