KDDIは、600Kバイトの大容量BREWアプリに対応した“本気のWIN”3モデルを発表した(7月12日の記事参照)。いずれも新しくFlashに対応するのが特徴で、Flashを駆使した“次世代ポータル”へのアクセスが可能になっている(7月12日の記事参照)。また、3機種ともEZチャンネルおよび高音質化された“着うた”(2003年12月24日の記事参照)に対応する。
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W21Sは7月下旬、W21SAとW21Kは8月上旬に発売予定。価格は「W21SAが2万円半ばから後半、W21Kは1万円半ばを目指す。W21Sはその中間くらい」(KDDI)としている(7月12日の記事参照)。
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のW21Sは、「EZチャンネル」や高品質な「EZムービー」、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」を楽しめる大容量EZアプリ(7月12日の記事参照)、Macromedia FlashによるグラフィカルなEZwebメニューやコンテンツに対応した端末。
カメラは最大4倍のリニアズーム機能を備えた130万画素のCCDを装備。320×240ピクセルの高画質なLLサイズムービー撮影に対応し、384kbpsの高画質で高音質なムービーを撮影できる。シャッタースピードとアンプによるゲインコントロールで、フォトの手ぶれを防ぐ機能も用意された。
またステレオスピーカーの搭載により、ステレオバージョンの着うたをステレオサラウンド効果付きで楽しめるのも特徴の1つ。付属の卓上ホルダーには、音の広がりを向上させるサウンドリフレクターを採用している。
製品名 | W21S |
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サイズ(幅×高さ×厚み) | 50×105×26ミリ |
重さ | 133グラム |
連続通話時間 | 150分 |
連続待受時間 | 240時間 |
カメラ | 130万画素CCD |
外部メモリ | メモリースティックPro Duo |
メインディスプレイ | 2.4インチ液晶26万色相当のTFT液晶・QVGA |
サブディスプレイ | 1.1インチ(96×96ピクセル)約6万5000色相当のTFT液晶 |
データフォルダ容量 | 約20Mバイト |
BREWデータフォルダ容量 | 約3Mバイト |
カラー | Energy Red、Healing Silver、Future White |
EZチャンネル | ○ |
EZナビウォーク | ○ |
2次元バーコード | ○ |
発売時期 | 7月下旬 |
三洋電機製のW21SAも、「EZチャンネル」や高品質な「EZムービー」、大容量EZアプリ、Macromedia FlashによるグラフィカルなEZwebメニューやコンテンツに対応した端末。
ボディは2軸回転構造を採用。液晶部を180度回転させて表に出した状態は「フロントスタイル」と名付けられ、さまざまなメニュー操作が可能だ。
FMラジオチューナーは、40分間の録音に対応。録音した番組を、スピーカーから流しながら聞くことも可能だ。
カメラは200万画素CCDカメラを採用、384KbpsのQVGA品質ムービーの撮影が可能だ。付属のケーブルを使って端末とテレビをつなぐと、撮った写真やムービーをテレビの大画面で楽しめる。またPictBridgeにも対応、別売りの「USBケーブルWIN」を使って端末とプリンタをつなげば、PCを介さずに写真をプリントできる。
メイン液晶は2.4インチのTFT液晶。電子コンパス付きEZナビウォーク(7月12日の記事参照)、2次元バーコード、ICレコーダ、カメラで読み取った文字をテキスト化して検索できる英語辞書機能などを備える“全部入り端末”だ。
製品名 | W21SA |
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サイズ(幅×高さ×厚み) | 50×102×25ミリ |
重さ | 139グラム |
連続通話時間 | 200分 |
連続待受時間 | 220時間 |
カメラ | 200万画素CCD |
外部メモリ | miniSD |
メインディスプレイ | 2.4インチ26万色のTFT液晶・QVGA |
データフォルダ容量 | 約20Mバイト |
BREWデータフォルダ容量 | 約3Mバイト |
カラー | Zero White、Custom Black、Solid Mint |
EZチャンネル | ○ |
EZナビウォーク | ○ |
2次元バーコード | ○ |
発売時期 | 8月上旬 |
京セラ製のW21Kは、「EZチャンネル」や高品質な「EZムービー」、大容量EZアプリ、Macromedia FlashによるグラフィカルなEZwebメニューやコンテンツに対応した端末。ほかの2モデルと大きく異なるのは、EZナビウォークに対応していない点と、外部メモリを備えていない点だ。
ボディはWIN端末の中では最小クラスのコンパクトサイズで「Just Sizeケータイ」とうたう。
カメラは131万画素CMOSを装備。最大1280×960ピクセルの静止画を撮影できる。通常の撮影モードに加え、撮った顔の合成やパーツ変形を行える「顔変形モード」が搭載されている。
メインメニューは、自分好みのものにカスタマイズできる「動く着せ替えメニュー」に対応。3種のメニューがプリセットされるほか、好みのメニュー画面をダウンロードすることで、カスタマイズを行える。
ほかにも、ジョン前田氏のデザインによる「ムービングクロック」を搭載。動きの異なるグラフィック時計をメインやサブのディスプレイに設定可能だ。
製品名 | W21K |
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サイズ(幅×高さ×厚み) | 49×98×25ミリ |
重さ | 115グラム |
連続通話時間 | 170分 |
連続待受時間 | 200時間 |
カメラ | 131万画素CMOS |
メインディスプレイ | 2.2インチ26万色相当のTFT液晶・QVGA |
サブディスプレイ | 1.1インチ約4096色相当のSTN液晶(104×67ピクセル) |
データフォルダ容量 | 約15Mバイト |
BREWデータフォルダ容量 | 約3Mバイト |
カラー | Amazing Blue、Recent Silver、Merry Pink |
EZチャンネル | ○ |
EZナビウォーク | × |
2次元バーコード | × |
発売時期 | 8月上旬 |
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