KDDIはau携帯電話向けに、無線ネットワーク経由でソフトの書き換えを行える仕組みを導入する。2005年中を目処に対応する予定で、トライアルを開始した。
ネットワーク経由のソフトウェア更新は、端末にバグなどが出た際、端末に直接更新データをダウンロードしてソフトウェアを更新する機能。ユーザーがショップに行く必要なく、バグ修復を行えるというメリットがある。
トライアルでは、米InnoPath Softwareのソフトウェア書き換え技術を採用。セキュリティや書き換え可能なソフトウェア領域、ソフトウェア更新機能の確実性、障害時の復旧機能などについて、システムとサービスの両面から検証を実施。端末側にはアップデートクライアントプログラムを組み込んで検証したという。
他キャリアでは、ドコモが252iシリーズからソフト更新機能を搭載している。
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