Nokia端末型番のヒミツに迫る:夏休み企画(1/2 ページ)

» 2004年08月09日 23時58分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 日本でもW-CDMA対応の「Nokia7600」が発売されたことで、海外と同じ端末が日本で使える時代がやってきた。冬には「Nokia6630」の発売も予定されており、Nokiaの日本市場への再参入の動きも活発化しそうだ。海外では豊富なラインアップを揃えるNokia、現行機種から各型番の意味を調べてみた。

型番は4桁、販売ターゲットで分類

 Nokiaの型番は一部の例外を除いてすべて4桁の数字で表記される。1000番台の数字は主に販売ターゲット別の分け方になっている。

型番 ターゲット
1000 入門層向け
2000 若者向け(低機能、ファッショナブル)
3000 若者・一般向け
5000 アクティブ系
6000 ビジネス向け
7000 最先端モデル
8000 高級モデル
9000 Communicator

 すなわち1000番台の数字は機能別の区分ではない。この数字を見るとどの層を狙った商品なのかが分かる。例えば同じ手書き入力対応の3108と6108では、前者が若者向け、後者がビジネスユーザー向けとなっている。

「3108」(左・中)と「6108」(右)。どちらも中国語圏向けの手書きパッド内蔵端末。機能はほぼ同じだがターゲット層が異なるため、端末の雰囲気はかなり異なる

 100番台の数字は、以前は機能などの区分けに使われていた。例えば「600番台ならSymbian OS(Series 60)搭載のスマートフォン」といった具合だ。しかし最近は機種が増えすぎ空いている番号がないこともあってか、100番台の数字だけでは端末機能は判別できなくなってきている。

 10番台の数字は新機種ごとに増加していくのが一般的だったが、最近はこれもそうとはいえなくなりつつある。とにかくNokiaは機種数が多いため、100番台、10番台の数字だけでは端末区分は見分けられなくなってきている。

 そして最後の末番の数字は、主に北米で電波方式の区分けに使われているようだ。

 以下、NokiaのGSM端末をメインに、各シリーズの特徴を探ってみた。

1000シリーズ

 1000シリーズは通話機能に絞った入門機。主にアジアやロシア、インドなどの新興マーケット向けに出荷されており、低価格で販売されている。なお入門機であっても作りはしっかりとしている。

「1100」はモノクロ液晶、単音の入門機だが、上部にLEDライトを備えたり、キーパッドが点滅したりとただの低価格機になっていないあたりがNokiaならでは。サイドはラバー加工され、多少乱雑に扱っても大丈夫

2000シリーズ

 2000シリーズも低機能端末だが、端末デザインに特化しており、ファッショナブルな端末を求める若者向けに価格を抑えて販売されている。

「2300」(左)はFMラジオ内蔵、独特のキーデザインが面白い。「2600」(中)と「2650」(右)はこの夏発売予定のカラー液晶搭載端末。2650はヒンジ部がシリコン系素材に覆われた折りたたみタイプでファッショナブルだ
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