鷹山は8月17日、アステル東京の全国ローミングを11月末で停止することを明らかにした。これによりアステル東京地域以外での利用ができなくなる。
「他アステルグループの相次ぐ撤退により、全国サービスが維持できなくなっている」(同社)ため停止する。ユーザーは、DDIポケットのローミング網(5月26日の記事参照)に移行することで、全国での利用が可能だが、移行の場合は電話番号の変更が必要になる。
アステル沖縄と鷹山とで番号の扱いが異なるのは「契約形態の違い」だとDDIポケット。沖縄では課金システムおよびネットワーク、端末もDDIポケットのものを使い、DDIポケットグループの一員として事業を継続するが、鷹山はあくまでローミング。新電話番号は、DDIポケットのものを利用することになる。
アステル東京エリアでの利用は引き続き可能で、新規受け付けも継続する。
アステルPHSサービスは、既に北海道、九州地方、北陸でサービスが終了。関西、中部、中国、四国でも、サービス廃止を前提として新規受付を停止している。一方、アステル沖縄はDDIポケットと提携し、番号変更なしでサービスを存続させている(7月26日の記事参照)。
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