全部入り「W21SA」徹底攻略徹底攻略レビュー(4/4 ページ)

» 2004年09月10日 19時20分 公開
[斎藤健二,ITmedia]
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各種機能

 アドレス帳は「あいうえお」順にタブがついた一般的なもの。上下左右キーで1件づつ移動できるほか、側面キーでページ送りも行える。待受画面から数字キーを長押しすることで、その行(「3/さ」ならサ行)の表示にショートカットもできる。その場合、その行の登録アドレスは利用頻度順に並んで表示される。

 そのほか、三洋製端末伝統の機能もしっかりと継承している。電話がかかってきたら、携帯を開けば取ることができ、閉じることで終話できる「オープン通話」「クローズ終話」設定に対応。電話をかけた際に相手がでたらバイブが鳴って知らせてくれる「お知らせバイブ」(相手が出るまで耳に当てている必要がなくなる)など、便利な機能が多数用意されている。

機能 概要
時計の秒表示 なし
カレンダー祝日表示 ○(2006年度以降はダウンロード対応)
ライト点灯 側面ライトボタン長押し中に点灯
メイン液晶微灯表示
お知らせランプ
計算機
メモ帳 10件、全角128文字
タスクリスト 50件、アイコン、期限(カレンダー機能内)
アラーム 8件、スヌーズ、曜日ごとの繰り返し
ICレコーダ 128Mバイト外部メモリに最大8時間
単語辞書 和英:1万語、英和:2万語、カタカナ英語:2万語

 全体として、W21SAは“全部入りの多機能携帯”の印象が強い。ただし操作性などソフトウェア面でも水準以上の仕上がりだ。撮影した画像の編集面でこなれていないところが見られたり、Flashを活用したメニュー画面の動作がもたついたりと不満もあるが、全体として使い勝手は悪くない。

 一見するとかなり大きな端末に見えるが、実は幅は「W21S」と同じ50ミリで、厚みもW21Sより薄く「W21K」と同じ25ミリしかない。スクエアなデザインが実際よりも大きく見せているわけだ。

 回転2軸ヒンジ構造により、EZナビウォークが利用しやすいのもau端末唯一だ。ハイエンドのWIN端末を求めるユーザーには安心して勧められる端末である。

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