携帯電話の「電波オフモード」を考える(3/3 ページ)

» 2004年10月29日 12時29分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

統一アイコン策定の動きは?

 米国のように、統一アイコン策定の動きは日本にもあるのだろうか。「今のところ、そういう動きが公になったことはない」(NTTドコモ)「話は出たことがあると聞いているが、統一しようという動きはないはず」(ボーダフォン)「問題意識はあるが、何も決まっていないのが現状」(KDDI)と、具体的な動きはないようだ。

 もし日本でも同様の統一アイコンを作るとすれば、キャリアやメーカーを越えて、広く認知されるものにしなくては意味がない。また、ユーザーに通信してもらうことで利用料を得ている通信事業者としては、携帯をオフラインにすることに積極的にはなりにくいという点もあるだろう。

 運転中の携帯電話利用についてのマナーや、携帯電話のリサイクルについてのガイドラインを策定している電気通信事業者協会(TCA)や、電波産業会(ARIB)にも聞いてみたが「現時点でそのような動きはない」と、同様の見解だった。

「電波オフ」のニーズは増えるはず

 携帯電話を使う目的は、通話とは限らない。写真を撮る、ゲームをする、音楽を聴くといった娯楽用途だけでなく、アドレス帳を見る、時計代わりに時間を確認する、メモを取る、ボイスレコーダー代わりにする……といった用途で携帯電話を使う人もいる。携帯電話の多機能化が進むほど、「通話以外の機能を使いたい」というニーズは増えていくだろう。

 米国のように分かりやすいアイコンを表示するのでもいいし、電波がオフになっていることを示すLEDを付ける、LEDの点滅パターンを統一する、といった方法でもいい。“今、私の携帯電話は電波を受発信していない状態です”と周りに知らせることは、決して意味のないことではないはずだ。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月06日 更新
  1. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  2. KDDIのローミング終了で楽天モバイルはどう変わる? 心もとない700MHz帯、独り立ちのカギは5Gにあり (2026年10月03日)
  3. ドコモがほぼ全ての料金プランを値上げ それよりも端末の値上げが気になるこの頃 (2026年10月03日)
  4. ドコモがRCSで同意未取得の不備 約1万6000件に影響、対象ユーザーは利用停止に (2026年10月04日)
  5. JALモバイルはなぜIIJに加え「ahamo」を選んだのか? JALとドコモが明かす“ホワイトレーベル”の狙い (2026年10月05日)
  6. 注目点は“可変絞り”だけじゃない! 「iPhone 18 Pro」のカメラは思った以上に変わっている (2026年10月05日)
  7. ahamoがついに料金プランを改定。段階制へ――「40GB」が業界の新たなスタンダードになるのか (2026年10月04日)
  8. 高市首相がAppleに要請――「自殺防止機能の搭載を」 生成AIへの相談増加を受け (2026年10月03日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【10月4日最新版】 ポイント10〜20倍の獲得チャンス多数 (2026年10月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー