メール好きには狙い目? W22SAのメール作成機能を試す(2/2 ページ)

» 2004年11月01日 18時55分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]
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 ちょっと面白いのは、範囲選択メニューから英和・和英辞書を呼び出せるところ。日本語を範囲選択すれば英訳例を、英語を範囲選択すれば和訳例を示してくれる。

メールの本文から単語を範囲選択し(左)/英単語辞書を選択すると(中)/英訳した結果を示す。なお、英語を範囲選択すれば和訳が示される(右)

スピードも十分実用的

 このような動作の裏では、受信したメールを1)文章を文節に区切る 2)自立語/付属語に分割 3)品詞情報を返す 4)ヨミを振る……という作業が行われている。受信するメールが長ければそれだけ負荷が高くなり、返信メール時に動作が重くなる。

 Advanced Wnn V2解析速度はARM9/100MHzクラスのCPUで秒間320文字。W22SAのベースチップはクアルコムのMCM6500。CPUはARM9/130MHz程度で動作していると思われるので、秒間412文字の解析速度があることになる。1万字のメールを解析するには約24秒かかる計算だ。

 文字数が5000字/1万字のメールをW22SAに送り、返信メールを書いてみた。短いメールのときに比べてワンテンポ遅れる感じはあるが、イライラするほど待たされる感じはない。5000字の場合も1万字の場合も速さはとくに変わらなかった。解析処理はバックグラウンドで行われているようだ。

 ただしこの長さになると、解析精度は下がる。たとえば「常時接続環境」のような長い単語の場合、短いメールの返信であれば確実に学習するが、1万字メールの返信となると、「常時/接続/環境」と区切ることはできても、「常時」の確定後、予測変換候補に「接続」が出てこないのだ。

 とはいえ、携帯どうしで1万字ものメールをやりとりすることはまずないだろう。普通ならまず出てこない単語が予測変換の上位に出てくるのは、やはり快適である。

 受信したメールを解析して、返信メール作成時の変換候補に挙げるのは非常にユニークな機能で、目下W22SA以外に同様の機能を搭載した機種はない。単語の学習が少々強すぎる点は気になったが、それでも携帯でメールを頻繁にやりとりする人には、かなり魅力的な機能といえそうだ。

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