おサイフケータイでドアが開く〜初導入のマンションが完成

» 2004年11月11日 15時19分 公開
[ITmedia]

 KESAKAシステム、コネクトテクノロジーズ、伊藤忠テクノサイエンス、ドコモ九州の4社が11月22日から、ドコモのおサイフケータイを鍵として利用可能にする「kesakaサービス」を開始する(7月21日の記事参照)

 システム初導入となる福岡市博多区の分譲マンション「ジョイナス吉塚」が11月に完成、11月末から入居が始まる。「入居説明会に参加した人の約半数が、このサービスに関心を示した」(KESAKAシステム)といい、反響は上々のようだ。

 KESAKAシステムはユーザーにkesakaiアプリを提供。おサイフケータイを使った鍵の開閉のほか、おサイフケータイ同士で期限付きの合鍵発行をメールで行える「合鍵発行機能」、子供の帰宅をメールで知らせる「開錠通知」、外出後の鍵のかけ忘れを確認する「開/施錠状態確認」、入退室履歴を参照可能にする「開/施錠履歴確認」などの機能が利用可能になる。今後は地域コミュニティとの連携による情報提供サービスや、携帯電話を使った家電ネットワークリモコン機能なども提供する計画。

 kesakaサービスの開発にあたっては、鍵管理ソフトとiアプリの開発をコネクトテクノロジーズが担当。本サービスの提供やシステムの運用、開発をKESAKAシステムが、システムの構築と運用、サーバの運用、保守に関する関連技術情報の提供を伊藤忠テクノサイエンスが行った。

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