インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は12月7日、NTTドコモユーザーの意識調査結果を発表した。
同調査は、ドコモが「ファミリー割引」サービスを拡大し、「2か月くりこし」したあとも使い切れなかった無料通信分を、ファミリー割引契約グループ内で、共有して利用できるサービスを開始(関連記事)することついて、評価や利用意欲をたずねたもの。調査対象は、iモード対応携帯電話を所有し、家族と同居している15歳以上のインターネットユーザー300人。
これによると、繰り越しで余った無料通信分をグループ内で共有できることを、「評価する」人が5割半ば、また「どちらかといえば評価する」がほぼ3割で、合計8割半ばが肯定的な評価をしていることがわかった。一方で、否定的な評価を下したのは数%に過ぎない。
サービスが拡大されたことによるファミリー割引の利用意欲は、「高くなる」と「やや高くなる」がそれぞれ3割弱、「変わらない」は4割強。また、サービス拡大によるNTTドコモの継続利用意欲は、「高くなる」が2割強、「やや高くなる」が2割半ばだった。
なお、使い切れなかった無料通話・通信分を2カ月先まで自動的に繰り越せる「2か月くりこし」サービスが2003年11月1日から開始されたことを知っていたのは、29歳以下が8割半ば、30歳以上がほぼ7割となり、サービスを知ったきっかけは「テレビCM」が大半を占めた。
また、回答者が利用している割引きサービスを複数回答形式でたずねたところ、「いちねん割引」がほぼ8割、「ファミリー割引」が7割半ば、「ゆうゆうコール割引」と「eビリング割引」が各2割強だった。
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