レビュー
» 2004年12月29日 17時14分 公開

冬WINのハイエンド、「W21CA」を試す (3/4)

[坪山博貴,ITmedia]

QVGAサイズのSDーVideoが再生可能な本格ビデオ再生

 動画再生は3G標準の3GPP2フォーマットに加え、民生機での採用も多いSD-Videoフォーマットの動画が再生できる。SD-Videoは松下電気、シャープなどから録画対応機器が登場しており、W21CAにはWindows上でSD-Videoへの変換が可能な「Media Stage SE V4.0」(以下Media Stage)の体験版(1カ月間使用可能)も付属している。

SD-Videoの一覧では、番組名などが書き込まれたタグ情報も表示される。MediaStageで変換すると変換元のファイル名が番組名として反映される

 今回はMediaStageで変換したファイルを再生してみたが、フレームレートも最大15fpsと十分スムーズで、字幕などもはっきり読み取れた。またMediaStageではminiSDカードへの書込みも行ってくれるので、miniSDカードのどのフォルダにどんなファイル名で保存すればよいのか、といった事も気にしないでいいし、変換元のファイル名もW21CAでの一覧に反映される。“PCでテレビ録画、W21CAで再生”といった環境を整えたい人はMediaStageの製品版にアップグレードする価値は十分ありそうだ。

 横長画面では、ノーマル、フルワイド(全体を引き伸ばし)、ジャストワイド(中央部をそのままに両端を拡大表示)、パノラマワイド(上/下/上下のいずれかをカット)での表示と、ワイドテレビと同様の画面モードが選択できる。なかなか本格的だ。

左がフルワイド、右がジャストワイド。左ではキャプションが全体に少し横長になっているが、右では両端の文字以外は本来のサイズでより違和感がない


上下が黒帯の動画は、パノラマワイドを使うとより大画面で楽しめる。縦画面のまま再生している右の画面と比べると違いがよく分かる。後述する便利な「ここまで」キーが左ソフトキー(アプリ)に割り当てられているのも分かるだろう

 便利なのは、映像付で2段階の速度での早戻し、早見再生、さらにスロー再生も可能なこと。表示もスムーズだ。メディアプレイヤーからの再生では再生時間を9分割してのチャプター表示機能もあり、任意のチャプターから再生することもできる。

1つの動画ファイルを最大9分割してサムネイル表示し、好きな位置(チャプター)からの再生も可能。前に半分見た、最後のほうだけ見たい、といった場合に便利に使える

 また再生を停止するときに「ここまで」キーで停止すると、次に続きから再生できる。ビデオ再生中に着信があった場合にも、通話が終ると再生停止状態に戻り、すぐ続きを再生できる。ビデオプレイヤーとしての資質はかなり高い。

 なおディスプレイを前面にして折りたたんだ場合、側面の上下キーで音量調整、RECキーで一時停止、再生、マナーキーで停止の操作などが行える。一覧に戻って任意の動画ファイルを選択、再生といった操作もできる。

 なお横長画面に関する部分とMediaStageが付属しない以外は、基本的にW22Hのビデオ再生機能も同様だ。W22Hのレビューでは触れていなかった部分なのでここで補足させて頂く。

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