あずま屋の作例は、ほかの端末の作例と比べてみた。
902SHはV602SHの流れを汲む端末ではあるが、V602SHより画質は向上したように思う。試しにSH901iC、V602SH、902SHの3機種の作例を並べてみた。V602SHだけは撮影した季節が異なるのでそれは考慮して比べてほしい。
(902SH) | (SH901iC) |
(V602SH) |
発色は最新のSH901iCと902SHが一歩リード。特に晴天下の青さがきれいに出ている。ディテールのシャープさではSH901iCがトップ。902SHはそれに比べると少々甘めだが、V602SHに比べるとレンズ周辺部のクオリティは違う。V602SHと比べて進歩していると思ってよさそうだ。
さらに青空の作例を比べてみる。こちらはSH901iCと902SHを比べてみた。
SH901iCのほうがディテールはシャープだが、902SHのほうがホワイトバランスはうまく合っており、白い案内板は白く、青空も鮮やかに写っている。また、902SHはコントラストが高めでその分メリハリがある絵で、こういう写真では非常に好ましい。
続いて光学2倍ズームの作例だ。
2倍ズームとはいえ光学を使うと、クオリティを落とさずにここまで寄れる。これは非常にいい。このホワイトバランスの合いかたと青空のきれいさは特筆すべきものだ。
ついでにもう1枚。
猫の体毛を見れば分かるとおり、902SHも近距離だと十分シャープでキリッとした絵を見せてくれる。拡大してみるとややエッジ強調に不自然な点もあるが、ある程度は許容範囲だろう。
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