電子情報技術産業協会(JEITA)は2月15日、移動電話の2004年12月国内出荷実績を発表した。携帯電話、PHSを合わせた国内出荷数量は429万8000台で、前年同月比は91.2%。
携帯電話の出荷台数は427万台で、5カ月ぶりに400万台を突破した。この2カ月を前月比で見ると、10/11月が160.7%、11月/12月が113.8%と回復傾向にある。JEITAはその理由を「各キャリアが2005年を視野に、新3G端末を多数投入したため」と見ている。
JEITAは、2004年の累計も発表。総出荷台数は4319万9000台、前年比85.1%で前年を下回る結果に終わった。「2004年は人口普及率の高まりと3Gへの移行期ということもあり、前年を下回ったと考えられる」(JEITA)。
PHSの出荷台数は2万9000台で、前年比79.2%となっている。
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