KDDIは、au携帯の新機種に回線交換方式のデータ通信機能を搭載しないことを決めた。2005年秋発売のモデルから順次、搭載を中止する。
非搭載が決まったのは、回線交換方式のデータ通信機能、およびFAX通信機能。同社はこれら機能を、1999年のCDMA方式導入当初から提供していた。しかし現在ではCDMA 1X WINなどのデータ通信が多く利用される傾向で、回線交換通信のニーズが減少していた。
「今後は高速パケットデータ通信サービスに経営資源を集中し、ユーザー満足度の向上に努める」(KDDI)
新機種が対応しないだけで、回線交換方式のサービス自体は引き続き利用可能。ただし、今後の利用状況を見てサービス終了も検討するという。
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