ドコモとNEC、植物原料を使ったFOMAを試作

» 2005年06月09日 15時28分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモとNECは6月9日、植物原料のプラスチックを使ったFOMAを試作したことを発表した。「N900iS」をベースに開発したもので、スペックはN900iSと同等になる。

 ケナフ繊維強化バイオプラスチックを使ったFOMA

 植物原料素材として使われたのは、NECが開発し、2004年9月に発売された同社製ノートPCの部品の一部に採用されたケナフ繊維強化バイオプラスチック。植物を原料とするポリ乳酸に補強材としてケナフ繊維を添加したもので、ポリ乳酸を素材としたバイオプラスチックに比べて耐熱性や強度面でのメリットがあるという。

 ケナフ繊維強化バイオプラスチックが使われたのは、LCDリアやアウトカメラ周り、キーリア、キーフロント部などのケースと、リアカバーの計5カ所。試作機は、愛知万博でドコモ関係スタッフの連絡用として使われるほか、万博内での展示も予定している。

 ドコモが植物原料の携帯を試作したのは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズとの共同開発によるムーバの試作機に次いで2モデル目(4月21日の記事参照)。FOMAとしては初の取り組みとなる。製品版への植物原料プラスチック採用の取り組みも進んでおり、premini-IISのマクロ切り替えスイッチには「とうもろこしプラスチック」素材が使われている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月14日 更新
  1. 出そろった「iPhone 18 Pro」の価格を4キャリアで比較 ソフトバンクが衝撃の安さ、楽天モバイルが異例の施策 (2026年09月13日)
  2. 「iPhone 18 Pro」は何が進化した? 「iPhone 17/17 Pro」とスペックを比較 全て20万円超えの価格が悩ましい (2026年09月10日)
  3. 「iPhone Duo」でAppleの“折りたたみスマホシェア”は全世界5割超に? 激変するフォルダブルスマホ市場 (2026年09月13日)
  4. Galaxy Z Fold8の「折り目ゼロ」という誤解で物議 実機で検証しつつ、サムスンに公式見解を聞いた (2026年09月12日)
  5. 「iPhone Duo」登場の裏で「iPhone 18」が発表されなかった理由 変わりゆくラインアップ戦略を読み解く (2026年09月12日)
  6. ソフトバンクの「iPhone 18 Pro」はMNPだと256GBが2年2万円台、512GBが2年4万円台に (2026年09月12日)
  7. NHK受信料未収で宿泊事業者に1140万円請求 「どうしてもご理解いただけなかったため」民事訴訟提起 (2026年09月10日)
  8. 「折り目があります」――Apple初の「iPhone Duo」実機画像がSNSで物議、高価ゆえにガッカリか (2026年09月10日)
  9. 「iPhone Duo」と「Galaxy Z Fold8」のスペックを比較 薄さと機能性、約9万5000円の価格差をどう評価する? (2026年09月11日)
  10. ドコモが「iPhone 18 Pro/18 Pro Max」の価格を発表 MNPで2年9万9990円から、2TBは一括50万円超え (2026年09月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー