携帯のキーの打ちやすさってどこで決まるんだろう長期ロードテスト「P901iS」 No.7

» 2005年06月29日 22時20分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 現在私はP901iSのほかにauの「W22H」という機種も使っています。しかし、P901iSでは2タッチ(ベル打ち)で入力しているにも関わらず、5タッチのW22Hよりもどうしてもメールを打つのが遅くなってしまうのです。

 2タッチは得意なはずなのに、どうしてPだと速くメールが打てないのでしょうか?

  メールを速く打つために必要な要素は大きく分けて2つです。「キーの押しやすさ(間違えない・速く押せる)」と「日本語入力システムの出来の良さ」です。今日は前者、「Pのキーは打ちやすいかどうか」について考えてみたいと思います。

ミスタイプは少ないが指が疲れやすい

 「携帯電話で押しやすいキーとはどんなものか」に定説はまだないのですが、個人的にはP901iSのキーは押しにくいと思っています。慣れも影響するし、好みの問題もあると思うので一概には言えませんが、私が考える、押しやすくて疲れにくいキーの条件は以下の通りです。

  1. 指への当たりが柔らかい
  2. 適度なクリック感がある
  3. 適度なキーの大きさ
  4. キーがふくらんでいる

 1.の根拠は、長時間打っても疲れにくいから。指に固く当たるキーは、最初はよくても、次第に指が疲れてきます。2.は「キーが押された」ことが人間に伝わるのに必要なため。1と矛盾するものではありません。

 3.はちょっと難しいところ。基本的には大きい方がキーは押しやすいはずですが、キーが大きくなった結果、特に縦方向の指の移動距離が伸びすぎると、速く打つのは難しくなります(auの「W21CA」はそうですね)。

 4.も迷うところです。人間の指の腹は凸形状なので、押すボタンも凸形状のほうが、力を入れるべき面積が減って押しやすいはず、というのが根拠です。

左からau「W22H」、ドコモ「P901iS」、au「W21CA」(左)。P901iSのキーは凹んでおり、これが疲れやすさの原因ではないかとヨシオカはにらんでいます。ちなみにauの「talby」も同系統の疲れやすいキーです(右)

 この理屈でいくと、P901iSは2.は合格、1.と3.はギリギリセーフ、4.は×になります。独断と偏見で点を付けるとすれば、100点満点の65点というところでしょうか。ミスタッチはしにくいけれど、長いメールを打つと疲れやすい、という印象です。

 次回はもう1つの要素、日本語入力のしやすさについて考えます。

 【予告】長期ロードテストでは、近日中に「W31T」(担当:斎藤記者)、「M1000」(担当:テスト開始日のお楽しみ)を予定しています。こちらの端末についての質問事項も募集中。みなさんのご質問をお待ちしています。
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長期ロードテストとは

 ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

読者のニーズが機種を決定

 なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。

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