「DOLCEの“黒”」はほかとは違う？：Mobile Weekly Top10

[杉浦正武，ITmedia]

ITmedia Mobile
Weekly Access Top10

8月11日〜8月17日

1位 「ちょい悪オヤジ」にDOLCEを使ってほしい――ドコモ

2位 これぞ日本仕様 様変わりした「703SH」の操作性

3位 「W32S」に秘められたFeliCaの工夫

4位 G'zOneに急ブレーキ〜ボーダフォン703SHが好発進

5位 結果発表：ITmedia読者が好きなドコモのデザイン携帯は？

6位 「G'zOne TYPE-R」で水中撮影

7位 「au ICカード」、他人の携帯では動かない？

8位 G'zOne TYPE-Rは優れた「航海機器」だった

9位 3.2Mカメラの「903SH」、8月12日に全国で発売

10位 903SH、新規は2万円程度

　先週のトップは、ドコモの“大人ケータイ”こと「DOLCE」の記事。開発陣によれば若年層でも高齢者でもない、その中間にあたる「ちょい悪オヤジ」に使ってもらいたいとのことだった。

　このDOLCE、実はカラーバリエーションによって微妙な違いがある。普通に見ていただけでは気づかないかもしれないが、DOLCEの「ブラック」とほかの色とを比べてみると……。

DOLCEのブラックを開いたところ

こちらはDOLCEのオレンジ。やはり端末を開いた、ダイヤルキー周りを撮影

　写真を見ると、ブラックだけ終話キーが「電源」、電話帳キーが「電話帳」と漢字で書いてあることが分かる。カラーバリエーションによって、ダイヤルキー周りのデザイン・色使いが微妙に異なるケースはしばしば見かけるが（8月9日の記事参照）、このように文字部分にバリエーションがあるのは珍しい。

　「ブラックは、（メインターゲットである）40〜50代の男性に一番人気になるかな、と考え、よく使うであろうキーに横文字を使うことを避けた」（ドコモ）

　ドコモの開発者は、ホワイトなどは比較的若年層に支持されるだろう――とも話していた。ユーザーターゲットを特定の年齢層に絞ったDOLCEだが、その中でもカラーの違いによって「さらに年齢層が絞られる」のかもしれない。