携帯電話の機能やサービスを知りたいなら、NE4「Service」へ。ここではドコモの携帯電話で利用できる各種サービスがショートストーリーやシミュレーション形式で紹介されている。「おサイフケータイ」「国際ローミング」「プッシュトーク」「テレビ電話」の4サービスの利用法を見ることができる。ここでは新サービスのプッシュトークを見てみよう。
902iシリーズから対応になったプッシュトークは、“電話でもメールでもない新しいコミュニケーション”が楽しめるサービス。最大5人(法人向けサービスは最大20人)と同時に通話できるが、参加者全員で一斉に話せるわけではない。「話者権」を持った一人がプッシュトークボタンを“押しながら”話し、それを残りのメンバーが聞く。次にボタンを押して権利を取った一人が話し、それを残りが聞く……というように会話を進める。
Web展示会では、渋谷駅前で待ち合わせる5人のグループを設定して、プッシュトークの利用法を提案。待ち合わせ場所に最初に着いた一人が「みんな今どこ??」と仲間に呼びかけ、それに対して、残りのメンバーが「今もう駅見えてるよ」「あ、駅の反対側だ。」などと自分の居場所をプッシュトークで知らせていく。そして最後にめでたく全員集合となるまでをドラマ仕立てで追っていく。話者権を持ったメンバーは画面の上段に、残り4名が下段に表示され、“メンバーの中の一人が話す”というプッシュトークのしくみを視覚的に表現していて、分かりやすい。
プッシュトークを利用したくても、902iユーザーの仲間がまだ少ないとお嘆きの方もいるかもしれない。このコーナーでまずサービスを体感してみてはいかがだろうか。
そのほかのコンテンツでは、選択肢を選んだり、マウスのドラッグで実際に手を動かしたりしながら各サービスを体感できる。また、コンテンツそのものも見ていて楽しめる作りだ。
このWeb展示会全般にいえることなのだが、ちょっとした“遊び”やオチが用意されていて、思わずクスリとさせられる。「国際ローミング」ではサービスに全く関係ない選択肢が、また「おサイフケータイ」の「トルカ」の紹介でドコモだけのサービスであることをアピールするために、「おんり〜わ〜ん」と唸る妙なおじさんが現れる。機能の紹介とは直接関係ない部分の作り込み、程良いお笑い感覚には好感が持てる。
最後に、この展示場を出る前にE5「Download」に立ち寄るのをお忘れなく。ここではPC用の壁紙と、最近ドコモの新しい顔となって人気急上昇のドコモダケのスクリーンセーバーを無料でダウンロードできる。また携帯電話用の壁紙も別に用意されており、そのページへアクセスできるQRコードが表示されている。
スクリーンセーバーは、「チチドコモダケ」と思われるドコモダケが、画面右下にプカプカと浮かんでいるように常時表示され、3色のラインやスクエアパターンが動くシンプルなもの。いつものメルヘンチックなドコモダケよりはやや大人っぽい雰囲気が新鮮だ。
すべてを見終わって「EXIT」から退場すると、この展示会に訪れた人を対象にしたアンケートページへのアクセスを促される。「DoCoMo Web Exhibition」に関する印象や、使っている携帯電話は、といった簡単な質問に答えると、抽選で500名にここだけでしか入手できないドコモダケの牛革製マウスパットが当たる。写真で見た限りだが、なかなかの高級感だ。アンケートに答えて限定マウスパットの入手にチャレンジしてみては。
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Web展示会の話題や様子をブログで紹介 |
このWeb展示会の話題を紹介するブログ「ピーチはしもとDoCoMo Web Exhibitionリポート!」が開設されており、S1からもアクセスできる。はしもと氏は雑誌『DIME』などで携帯電話関連の記事を執筆するライター。ブログでは902iシリーズ各機種のインプレッション、機能解説を中心に、Web展示会の制作を担当した菱川氏のインタビューなども掲載されている。特に、氏自ら購入したD902iの紹介は細かい部分まで突っ込んだ内容となっており、購入を考えている人にとって貴重な情報となりそうだ。コメントやトラックバックも可能で、機種紹介のエントリーには多くのコメントが寄せられていて、こちらも興味深い。 |
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制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2005年12月18日