ドコモの最新機種やサービスをWeb上で紹介する「DoCoMo Web Exhibition」。このWeb展示会にはhttp://ex-dcm.jp/からアクセスできる。
まず初めに、ナビゲーター役の浅岡志保さん、前文章さんが登場し、ナビゲーターとしてどちらかを選択するよう促される。文字だけの案内を選択することもできるが、最初はぜひ彼らの紹介を聞いてみてほしい。展示場をぐるりと回って簡単な音声解説を聞くことができ、リアルな展示会らしい演出を楽しめる。
ナビゲーターが決まると、展示ブースの3D画像が出現。黒い壁のシンプルかつシックな外観で、ブースの中に入ると、これもリアルそのものの展示会場が現れる。現実の展示会に入り込んだような気分になること請け合いだ。
展示ブース内は以下の5ブロック構成だ。
まず、ぜひ見ておきたいのがW2「Stage」の「ドコモの1日ストーリー」。4人のユニークなビジネスマンの1日を描いたもので、ことあるごとにドコモのさまざまなサービスの利用シーンが登場。ストーリーを追いながら、サービスの内容を知ることが可能だ。コンテンツそのものは、フラッシュアニメーションと独特の雰囲気を醸し出すBGMで演出され、マンガとアニメの中間といった面白さがある。
登場人物は以下の4人。このストーリーの進行役的な存在で比較的常識的な「サトシ」、使用している携帯電話は「P901iTV」。スーツにゴールドのネックレスとリング、レコードに給料を注ぎ込む「タケル」、携帯電話は「MUSIC PORTER X」。2人の先輩であり、つい最近、コンビニの店員に5万3480回目の失恋をした「リエ」と、やや日本語がおぼつかないおかしな外国人「ジェームス(ジェームス・ジャーミス・ジェンキンスン)」、おそらく「N900iG」を使用。また「サトシ」「タケル」「リエ」は仕事用の携帯電話で902iシリーズ(機種は不明)を使用。プッシュトークなどを使っている。
ビジネスマン達の1日だから、ビジネスシーンでの携帯電話の活用法が紹介されるかと思いきや、どっこいストーリーはそうノーマルには進まない。だいたい、この4人の仕事をしているシーンが全くといっていいほど、ない。出だしから喫煙所でのサトシの休憩シーン。金ピカのタケルが登場して自販機から「おサイフケータイ」でドリンクを購入するエピソードが紹介されるが、その後なぜかジェームスがスルメの食べすぎで具合が悪いから母国に帰るといって飛び出していく。
オフィスに戻ると、リエが「会社のコンピュータがハッキングされた」といってシリアスに登場。プロジェクトXのような展開を期待しかけるかもしれないが、実はウソ。「うそでもつかないと男は私の事を見ようともしない」と自虐的にのたまう。そこにジェームスからのテレビ電話。本当に国に帰るからといって、引き止めるまもなく電話は切れる。──と、万事がこんな“ゆる〜い”調子で進んでいき、それが妙におかしい。絵のテイストからも、決してエリートビジネスマン物語ではないことを感じていただけると思う。
ストーリーは、勝手に母国に帰ってしまったジェームスが、思いがけない状況で再登場し、ドタバタとエンディングに進んでいくのだが、あとは実際にWeb展示会で見て楽しんでいただきたい。この4人のストーリーは「次回につづく かも?」。これはぜひとも続きをお願いしたいところだ。
また、902iシリーズなどの気になる最新機種はN3「Line-up」でチェックを。機種それぞれに詳しい紹介ページも用意されている。
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提供:株式会社NTTドコモ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2005年12月18日