「au Music Player」は「iPod」代わりに使えるか?W41Sレビュー第2回(1/3 ページ)

» 2006年02月13日 16時57分 公開
[園部修,ITmedia]

 「LISMO」サービスは「iPod+iTunesに対抗できる」とKDDIのコンテンツ・メディア事業本部長の高橋誠氏は息巻くが(1月19日の記事参照)、果たしてオーディオプレーヤーとしての「au Music Player」はどんな機能を持っており、どんなことができるのか。ここでは「iPod」に相当するオーディオプレーヤー機能、au Music Playerの使い勝手について、「W41S」をベースに見ていきたい。なお、「iTunes」に相当する「au Music Port」については別途紹介している記事があるので、そちらを参照してほしい(1月20日の記事参照)

「au Music Player」が標準オーディオプレーヤーに

 au Music Playerは、W4xシリーズから搭載されたオーディオプレーヤーだ。WINの春モデル全機種にインストールされており、今後のau携帯の標準プレーヤーに位置づけられる。「W41SA」「W41CA」「W41H」ではSD-Audioの再生機能も別途用意しているが、そのほかの機種では音楽再生機能そのものがau Music Playerに集約される。

 再生できるのは、ダウンロードした「着うた」および「着うたフル」、それにau Music PortでCDから取り込んだ楽曲(HE-AAC形式の.KDRファイル)のみだ。au Music Portに非対応の端末で購入し、メモリカードに保存したデータは、そのままでは再生できない。一度au Music Port対応端末で変換作業を行い、暗号化方式を更新する必要がある。

Photo メニューからau Music Playerを起動すると、まずは「ライブラリ」「『うたとも』する」「聴かせて検索」「EZ Music!」「設定」からいずれかを選ぶ画面が立ち上がる(左)。曲を再生するには「ライブラリ」に進み(中)、さらに曲の選択方法を決めると楽曲が再生される(右)。

 au Music Playerの画面は、au Music Portと共通の、緑色をベースとした非常にシンプルな構成だ。楽曲再生時の表示は「プレイリスト再生画面」「プレーヤー再生画面」の2つが用意されているほか、自分で作成したプレイリストで曲を再生している場合は「プレイリスト情報画面」も表示できる。各画面は簡単に切り替え可能だ。

Photo 「プレイリスト再生画面」(左)ではプレイリスト中の8曲分が表示され、再生中の曲名が確認できる。「プレーヤー再生画面」(中)では、データにジャケット写真が含まれていれば大きく表示し、曲名とアーティスト名、再生時間などが一覧できる。au Music Port上で「コンピレーション区分」を「有」にしておくとアーティスト名の表示が「その他」になってしまうのが残念。再生画面で右ソフトキーを押すとサブメニューがポップアップし、別のプレイリストに曲を登録したり、曲データの詳細情報を表示したりできる(右)。イコライザや低音、サラウンドの設定もここで行う

 主な操作は[決定]キーと十字キー、それに左右ソフトキーのみで行える。ただ、細かな操作はダイヤルキーにも割り当てられていて、いちいちメニューを開かなくても設定を変えられる項目もある。W41Sでは以下のような割り当てになっていた。

短押し 長押し
上キー 音量上げ
下キー 音量下げ
右キー 曲送り 早送り
左キー 曲戻し 巻き戻し
決定キー 再生/一時停止
[1]キー 歌詞表示
[3]キー 歌詞表示
[4]キー ランダム再生(オン/オフ)
[5]キー 操作ガイド表示
[6]キー リピート(1曲/全曲/オフ)
左ソフトキー 再生画面切り替え
[クリア]キー au Music Playerメニューに戻る
[終話]キー 終了/BGM再生切り替え
※音量の上げ下げやダイヤルキーでの操作はプレーヤー再生画面でのみ可能。また、歌詞はデータを持たない楽曲では歌詞は表示されない

 表で見ると面倒に思えるかもしれないが、左右のソフトキーで行える操作は常に画面下部に表示されているので心配はいらない。ダイヤルキーの操作も、[5]キーを中心に、左右の[4]キーと[6]キーでランダムとリピートの設定変更ができると覚えておけばいい。ほとんどの場合、決定キーとクリアキーだけでも操作でき、[5]キーを押せば操作ガイドを呼び出せる。

 W41Sの場合は、専用リモコンが付属しているため操作体系は簡潔だ。au Music Playerを起動しなくても、リモコンを接続して再生ボタンを押せばすぐに楽曲再生が始まる。このほか、機種によっては背面や側面に再生/一時停止や音量の上げ下げ、曲の送り/戻しができるキーを用意しているものもある。端末ごとに操作性が微妙に異なるので、音楽再生機能を重視するなら細かくチェックしたい。

次ページ:楽曲の再生はプレイリストの活用がポイント
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