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» 2006年03月12日 03時16分 公開

CeBIT 2006:ついに1000万画素へ――携帯カメラ画質で争うSamsungとLG (2/2)

[山根康宏,ITmedia]
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 7メガカメラのV770は「カメラ機能を一番重視」しており、デジカメとして使う「デジカメ携帯」。また8メガカメラのV8200はサイズを若干スリムにし、レンズも沈胴式ではなく固定としたことで、携帯電話として使いやすいスタイルを実現している。そして10メガカメラのB600は最高画質の写真撮影、衛星放送や動画、音楽ファイル再生を重点視した「メディアプレーヤー」としての利用をメインにおいている。ユーザーは自分のスタイルに合わせ、十分な高画質カメラ携帯の中から好みの端末を選べるわけだ。

Photo (左)大型フラッシュや伸びるズームレンズなど「いかつい」V770(右)出っ張り部分をなるべく抑え、黒ボディーでスタイリッシュにまとめたV8200
同社のハイメガピクセル化の道のり。いずれも世界初として市場をリードし続けている

 このほかSamsungは、W-CDMA対応で欧州・アジア市場向けの3メガカメラ携帯「SGH-Z710」も展示していた。フラットな薄型スタイルの折り畳み形状ながらも、オートフォーカス対応の3メガCCDカメラを搭載、ディスプレイはTFT26万色QVGA液晶。ほかに内蔵128Mバイトメモリ、micorSDカードスロット、FMラジオ、TV出力やBluetoothなどの機能を備えている。ディスプレイを反転するだけでカメラモードになるなど、手軽に高画質カメラを楽しめる。2006年4月ころ発売予定で、価格は400ユーロ台とのこと。

SGH-Z710はシンプルなスタイルの折り畳み形状だが、背面はしっかりデジカメ風の顔になっている。ディスプレイを反転するだけでカメラ撮影モードとなる

「ヨーロッパ最高画質」を展示するLG

 同じ韓国企業としてSamsungを追いかけるLGは、5メガカメラを搭載した端末「KG920」を展示していた。Samsungのカメラケータイと比べると一見地味に見えるが、GSM端末であるところがポイント。

 「KG920はヨーロッパで実際に利用できる端末。GSMとしては最高画質の興奮をユーザーに伝えたい」(説明員)。コンシューマー層が実際に触れることのできる展示会では初の実機登場とあり、来訪者の人気も高い。ヨーロッパでは2006年5月に発売予定。

 KG920はGSM 900/1800/1900MHzとGPRSに対応。ディスプレイは2インチ、TFT、26万色。ストレート形状ながらディスプレイ部が横に180度回転し、自分取りや好みのアングルでの撮影が可能だ。なおCDMA市場ではほぼ同スペックの「C960」(2005年10月26日の記事参照)が発売済み。

K920。メタリックなゴツイ形状は「メカニック」な雰囲気。液晶部分を180度反転できる

 「全世界最高画質」を展示するSamsung、「世界普及率No.1のGSM市場で最高画質」を展示するLG。両社のカメラスペック競争は今後もまだまだ止まりそうもない印象を受けた。

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