世界初「デュアルスライド携帯」も〜会場で見かけた面白端末:PT/Wireless&Networks Comm China 2005

» 2005年10月26日 00時01分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 北京で開催された「PT/Wireless&Networks Comm China 2005」(10月21日の記事参照)では、国内では見かけないような風変わりな端末も多く展示されていた。いくつか紹介しよう。

ギミックだらけのLG

 韓LGのブースは“ギミック王”と呼べそうな端末が揃っており、ブースのあちこちで変形ギミックに興じる来訪者の姿を目にした。500万画素カメラを搭載したLG「C960」は数字キーパッド部分を自由に反転することができる。キーパッド背面にカメラが装備されており、液晶ディスプレイを見ながら好きなアングルで写真撮影できる仕組みだ。

LGギミックその1。C960は数字キーパッド部分の背面がカメラ。この部分が自在に回転する

 「G832」はフリップ部分に数字キーを備えるストレートスタイルだが、端末下部には表に着信/切断/メニューキー、背面に130万画素カメラを搭載している。この部分が、これまた自在に回転できる。フリップを開いてカメラを反転する「デュアル・ギミック」はなかなか面白い。

LGギミックその2。G832は下部のキー部分が回転する。フリップを開けばQVGAのタッチパネルディスプレイが現れ、大画面を利用してゲームなどが楽しめる

 さらに世界初の「デュアル・スライド」端末こと「LP3900」も展示されていた。こちらは上にスライドさせると下部に数字キーが現れ、下にスライドすると今度は上にカメラが現れる。カメラは側面のボタンを押すことで前面、背面とモーターで180度回転するのだ。「トリプル・ギミック」機能と呼べばよいのか、端末のボタンを押すことであちこちが稼動するのは単純に面白い。

LGギミックその3。LP3900はデュアルスライド+カメラが180度自動反転。上へのスライドは手動式、下へのスライドは側面のボタンによるバネ式だ。下へスライドすると上にカメラが出てくるが、側面のボタンを押すことで前面/背面と180度回転する

NECのユニークケータイ

 NECは数々の小型端末を展示していたが、特に注目を浴びていたのがPDA機能を内蔵した「N938」。同社の“名刺サイズ端末シリーズ”の最新版、「N930」の筐体変更バージョンだが、iPodライクなカラーリングで来訪者の評判も上々のようだった。また小型の折り畳み式端末「N3205」は「紫外線測定機能」内蔵。外出前に外の紫外線強度を測定し、紫外線対策をばっちり決めて外出したい……そんな女性のための端末だそうだ。

(左)N938はiPod系のデザイン。タッチパネルでPDA機能を備えている。カバンのサイドポケットなどにも入る薄型(右)N3205はパステルカラーの小型端末。紫外線強度測定が可能

ついに登場、Wi-Fi/GSMデュアル対応端末

 UT Starcomブースに参考出品されていた「GF200」はWi-FiとGSMのデュアルモードに対応した端末。VoIPとGSM 3バンドに対応する。待ち受け時間はGSMで200時間、Wi-Fiで100時間。発売時期などは未定だが、動作する実機が展示されており、市場への投入は意外と早いかもしれない。同社はほかに小型ケータイスタイルのWi-Fi端末「F3000」も展示していた。

(左)Wi-FiとGSMのデュアルモードに対応したGF200。(中・右)F3000は小型の折り畳みケータイスタイルのWi-Fi音声端末

ゲーム型端末のコンセプトモデル

 ZTEはCDMA 1X対応のゲーム機スタイルのコンセプトモデルを4機種も展示していた。Tシリーズがテレビ機能重視モデル、PシリーズはPlay=ゲーム機能を重視したモデル。全機種タッチパネルを採用した。そのほかの詳細情報はまだ未定となっており、発売に関しても現時点ではまだ何も決まっていないとのこと。

上左からT200、T100、下左からP200、P100。T200とP200はPDA機能も強化されているという

そのほかの面白ケータイ・アクセサリ

HuaweiのUSB接続型CDMA 1X端末「EC325」。最近のノートPCはUSBポートのみでPCカードスロットを備えていないものもあるが、これならば利用可能。GSM版やW-CDMA版もぜひ欲しいところだ
音楽ケータイ2種類。左のLG「C258」はMP3プレーヤーライクな細身サイズ。数字キーパッドはスライド式。130万画素カメラとmicroSDカードスロットを備えている。右はDEBTELブースにあった参考出品。このデザイン、ほとんどiPodそのまんまのような気がする
アクセサリでもユニークなものがいくつか。左はSK Telecomブースにあった、韓国で発売中の端末に取り付けて空中に文字を書くLEDユニットのデモ。中はZTEのステレオスピーカー。場所をとらずに高機能サウンドを実現するとか。右はLGのスタイリッシュなスピーカー。折り畳み式で持ち運びが可能
ハロー・キティー人気はアジアで健在。OKWAPの「A268」はパッケージングやアクセサリまでキティーずくめ。もちろんきちんとライセンス承諾済みの商品

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月28日 更新
  1. 「SuicaでJR東海エリアをまたげない」問題、ついに解消か JR東海社長「勉強している」【訂正】 (2026年09月27日)
  2. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  3. ドコモ値上げの背景は? 副社長が語るahamoの競争力と、「楽天モバイル意識」の本音 (2026年09月25日)
  4. なぜドコモはahamoの大幅値上げを避けたのか? 段階制で安くなるケースと「アップセル戦略」の狙い (2026年09月26日)
  5. ドコモが低容量プラン「ドコモ mini2」発表 6GB/12GBの2段階で月額3278円/4598円 (2026年09月25日)
  6. 高額な「iPhone Duo」を横目にどう選ぶ? Androidフォルダブルスマホをお得に買う方法【2026年9月版】 (2026年09月27日)
  7. “iPhone 18難民”の買い替え先は? 最新「iPhone 18 Pro」と型落ち「17/17e/16」から最適解を考える (2026年09月25日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. ソフトバンクとLINEヤフーが「Yahoo!スマホ買取」を始めた理由 スマホ高騰時代に目指す「中古の循環」 (2026年09月28日)
  10. iPhone Duoではなぜか「指紋認証」が復活――カメラのアンダーディスプレイ化でダイナミックアイランドはどうなる? (2026年09月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー