G'zOneシリーズの伝統と、カシオ計算機製WIN端末としてのトレンドスペックを組み合わせた、待望の新端末「G'zOne W42CA」。スマートな印象に生まれ変わったデザインは、新しいタフネスケータイの方向性を示している。
G'zOneシリーズといえば、頑丈でゴツゴツしたイメージで、“アウトドア”や“オフロード”といったものを強く連想させる端末だった。しかし今回登場したW42CAは、シャープでスマートな「都会的、未来的な雰囲気」(説明員)を醸し出している。前作「G’zOne Type-R」が登場したときに多かった「WIN端末であったら……」という強いニーズに応える形で「G'zGOneがWINに進化した」というメーカーのコンセプトもよく理解できるが、一方でカシオの最新鋭WIN端末「W41CA」が「G'zOneの性能をまとって分身した」という見方もできる印象だ。G'zOneをWINに対応させることで高性能化を果たし、タフネスを圧倒的領域に昇華させたことを同社では「マジェスティック(威厳のある、堂々とした、荘重な)タフ」と表現している。
Tyepe-Rの個性を主張していた交換式のアクティブプロテクターは廃止した。そのかわり、ヒンジ側に「アンテナプロテクション」としてそのイメージを残す。また、燃料キャップやスピードメーターをイメージした「マルチサークルディスプレイ」は、あまり大きく出っ張っておらず、すっきりと平らになっている。このように、G'zOneの個性をスマートさに置換したデザインの表現が随所に見られる。
G'zOneの特徴の1つである、G-SHOCKをモチーフとした円形のサブディスプレイはW42CAでも健在だ。モノクロ液晶は常時表示となっている。また、デジタル/アナログ時計のデザインをカスタマイズできるのも特徴だ。これに加えて、白黒反転機能を搭載している。
もちろん、IPX7(旧JIS保護等級7)相当の耐水性能と、日常生活でのハードな使用に耐えうる耐衝撃性能は、G'zOneの名にふさわしくきちんと持ち合わせている。ちなみにIPX7相当とは、「常温で水道水、かつ静水の水深1メートルの水槽に静かに電話機本体を沈めた状態で約30分間、水底に放置しても本体内部に浸水せず、電話機としての性能を保つもの」という定義だ。また、随所にウレタン樹脂を配し、バッテリーのロック方式をさらに強化することで、WIN化し、かつやや大柄になってはいるものの高い耐衝撃性能を持ち合わせる。
バッテリーの裏側は、従来のG'zOne Type-Rでは浸水エリアだったが、W42CAではバッテリーの基板側にmicroSDカードやau ICカードを収めるため、防水エリアとなっている。そのため、完全に防水しなければならず、落下しても衝撃でバッテリーが外れたり防水パッキンが浮いて浸水したりするのを防ぐ必要があった。そこで、ロックを2つに増やし、さらに確実性を高めるために専用工具でしか外せないようにしている。
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