シンプルな中に光る「ラグジュアリー」――P902iSのデザインコンセプトパナソニック モバイルに聞く「P902iS」(後編)(2/2 ページ)

» 2006年06月07日 03時19分 公開
[杉浦正武,ITmedia]
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 改善ポイントの1つは、ドットエリアが光るときの“色味”だ。P901iSのときは緑に光ったが、この色を変えられるとよいと考えた。P902iSは白色LEDを搭載しているため、カラーのカスタムジャケットを透過させることで光の色を変えることができる。つまり、赤いカスタムジャケットを透過させれば赤い光になる。

 また、49個のLEDの輝度を変えられるようになった。このため、光に“中央部は明るいが周辺部はやや暗い”といったグラデーションのある表現も行える仕掛けだ。

(左)赤く光らせることが可能。写真は現在時刻をドットエリアで表現しているところ(右)各LEDの輝度を変えられる。このようにグラデーションをつけた光らせ方もできる

 内蔵iアプリの「ドットクリエイター」で作ったドットアニメーションを、赤外線で送受信できるようになったのもポイント。「マスターピース(傑作)ができたときに、他人にあげられる」(笑)

独自キーフォントを用意

 P902iSのダイヤルキーを見ると、キーフォントが独特なのに気づく。これはP902iSオリジナルのフォントだとのこと。

Photo

 最近ではデザインに凝った端末が、オリジナルのキーフォントを採用する例も増えてきた。「フォントは読みやすさが一番だが、なかなか見栄えがしない。デザイナーが前述のサイドラインを意識して、この端末のために1から仕上げたフォントだ」。P902iSのデザインコンセプトに対するこだわりは、こんなところにも現れているようだ。

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