改善ポイントの1つは、ドットエリアが光るときの“色味”だ。P901iSのときは緑に光ったが、この色を変えられるとよいと考えた。P902iSは白色LEDを搭載しているため、カラーのカスタムジャケットを透過させることで光の色を変えることができる。つまり、赤いカスタムジャケットを透過させれば赤い光になる。
また、49個のLEDの輝度を変えられるようになった。このため、光に“中央部は明るいが周辺部はやや暗い”といったグラデーションのある表現も行える仕掛けだ。
内蔵iアプリの「ドットクリエイター」で作ったドットアニメーションを、赤外線で送受信できるようになったのもポイント。「マスターピース(傑作)ができたときに、他人にあげられる」(笑)
P902iSのダイヤルキーを見ると、キーフォントが独特なのに気づく。これはP902iSオリジナルのフォントだとのこと。
最近ではデザインに凝った端末が、オリジナルのキーフォントを採用する例も増えてきた。「フォントは読みやすさが一番だが、なかなか見栄えがしない。デザイナーが前述のサイドラインを意識して、この端末のために1から仕上げたフォントだ」。P902iSのデザインコンセプトに対するこだわりは、こんなところにも現れているようだ。
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