では実際の絵を見てみよう。いつもの黄色い象の滑り台から。
同時に試用したD902iS(レビュー参照)と比較している。D902iSのレビューでも述べた通り、どちらもきれいだが、N902iSの方がちょっとノイズがあるかなという感じだ。
続いて、あずまやはこのような感じ。
全体に色がきれいで写りは悪くない。破綻しがちな松葉も変な崩れ方はしておらず、ナチュラルに表現されている。基本的には悪くはないといえるだろう。
でも、空を撮ったらちょっと……。
カラっと晴れていたわけではないのでなんともいい難いが、やや濁り気味なのが気になる。快晴時に撮ってみたかったが、端末を借りられたのが梅雨時だったのが恨めしい。
では招き猫を2つ。
右側はマクロ。N902iSは「接写」というシーンモードを備えるが、基本的には通常モードでも約10センチまで寄れる。だからかなり気楽に近距離でも撮れるのがうれしい。
さらに屋外マクロ作例を2つ。
これはD902iSのレビューで掲載したバラと同じだが、本機の方が色が抑えめであり、その分自然でディテールまできれいに出てる。とくに花びらの感じがいい。ただ背景の緑をみるとノイズがちょっと気になる。そこが残念なところだ。
こちらは薄日が差したときに撮影。ややノイジーなことを除けば悪くない。
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