スペックは平凡だが発色はきれい。シンプルで使いやすいカメラ機能──「905SH」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

» 2006年07月14日 08時24分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

200万画素パンフォーカスながら写りは安定

 では実際に画質をチェックしよう。まずは黄色い象のすべり台とあずまやを連続で。

photo 黄色い象のすべり台
photo あずまや

 パンフォーカスということでディテールの描写力はあまり期待していなかったが、撮ってみるとけっこういい。等倍で見ると斜めの線がギザギザになるなどあやしいところもあったが、色はきれいに出ているし、不自然なところもさほどない。気軽にVGAモードくらいで使うなら問題ないだろう。

 さらに屋外編を。

photo 明るい青空と草むらの両方が入った写真
photo お台場にて、観覧車と謎のオブジェ

 写真左は明るい青空と草むらの両方が入るというカメラ的には難しい構図だが、空もそれなりに爽やかに青く、悪くない写り。四隅には画質低下が見られるが、200万画素パンフォーカスモデルにしてはなかなかという印象だ。

 もう少し撮っていこう。

photo 招き猫の大群を「通常モード」で
photo バラの花を「接写モード」で

 写真左の招き猫は、シャープネスが強めにかかっているのでディテールはややきついが、全体としては悪くない。右のバラは、花びらの色がきちんと表現できるか不安だったが、なんとかきれいに出てくれた。

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