写真で解説する「W47T」(1/2 ページ)

» 2006年08月28日 15時37分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photo 東芝製のハイエンド機「W47T」。ボディカラーはエキゾチックオレンジ、シャンパンホワイト、アーバングレーの3色を用意する。

 東芝製の「W47T」は、2006年のau秋冬モデルでも「いわゆる全部入り」(KDDI説明員)と謳う、au初のテレビ電話対応機だ。

 8月22日に発表された、通信速度をさらに高速化させる通信方式「CDMA2000 1x EV-DO Rev.A」対応モデル(今回の秋冬モデルではこのW47TとDRAPEのみ対応)として、「テレビ電話機能」や「デコレーションメール機能」、「EZチャンネルプラス」、「EZニュースフラッシュ」「EZ FeliCa」、「LISMO」、「絵しゃべりメール」などのサービスが利用できる。

 主なスペックは、メインディスプレイに2.6インチのQVGA(240×320ピクセル)表示対応TFTを、サブディスプレイに0.8インチ(96×3.9ピクセル)のモノクロ有機ELパネルを採用し、有効324万画素のメインカメラを実装する。回転2軸型の2.6インチディスプレイを採用していたW44Tに変わり、W47Tではサブディスプレイとサブカメラも搭載する一般的な折りたたみ形状となった。

photo 一般的な折りたたみ形状となった。背面には96×3.9ピクセル表示対応のモノクロ有機ELパネルが備わる
photo 2.6インチQVGA(240×320ピクセル)/26万2144色表示対応のTFTカラー液晶を搭載する。キーボードはW44Tと比較すると、十字キーと決定キーが四角からメッキ着色された円形のものとなった以外はレイアウト含めて変更はない。ただし裏面にあったスピーカーが、テレビ電話機能を考慮し、ダイヤルキー下の前面に移ったことが大きくことなる

photo 液晶側とキーパネル側の長さが異なっているのがポイント。前面に移ったステレオスピーカーと相まって、本体を閉じた時の“音の広がり”を確保するための施策だという。本体を閉じた状態でも開いた状態でも、同じように正面から音が聞こえるようになっている
photo 液晶側の先端に装着されるアーク上のアクセントは、アクセサリのようなワンポイントの輝きを与え、美的なデザインを表現している

photo 左側面にはmicroSDスロットと充電/通信端子、赤外線ポートを備える。厚さは高機能ながらスリムさも評価されたW44Tと同じサイズの、21ミリを実現した
photo 右側面にスクロールキー、決定/シャッターキー、EZ EeliCa/テレビ電話キー、角形イヤフォン端子を備える

photo 裏面に、有効324万画素のメインカメラを実装する。中央(よりやや左寄り)にレンズ、左にマクロ切り替えスイッチ、右に撮影用補助ライトがある。バッテリーカバー中央にはFeliCa刻印が見え、下側には緩衝素材が付く
photo バッテリーは3.6ボルト/880ミリアンペアアワーのものを採用。バッテリーの奥にFeliCaリーダーが備わることになる

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