2005年のワイヤレスジャパンに出展されたドコモの太陽電池ケータイがパワーアップして戻ってきた。今回、展示された試作機は、三菱電機製のストレート型FOMA「D702i」をベースにしたもので、裏面に大きな折りたたみ式のソーラーパネルを装備。快晴下での30分の充電で5分間の通話が可能になり、曇天下での充電にも対応した。
2005年に展示された「Music PORTER」をベースとした試作機(2005年7月の記事参照)は、ソーラーパネルにガラスを採用していたが、今回の試作機ではフィルムを採用。これにより薄型軽量化が図られ、落下時の耐衝撃性も増したという。ただ商用化についてはまだめどが立っておらず「携帯に搭載できる見通しが立ってきた段階」(説明員)だという。
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