車の中でWi-Fiを活用したい場面が増えている。最近のカーナビやインフォテインメントシステムは、Wi-Fiに接続することで手軽に地図データを更新したり、YouTubeといったエンタメアプリを楽しんだりできる上に、車種によっては、車両ソフトウェアのアップデートもWi-Fi経由のOTA(Over-The-Air)で行われたりする。
まさに車の中はWi-Fi時代──筆者も車内でWi-Fiを活用したいと考えている1人で、昔からいろいろ試行錯誤してきた。とはいえ、車に毎日乗る仕事でもなく、最近は友人もだんだんと家庭を持つようになり、週末に弾丸日程で雪山へ──なんて若々しい行事も落ち着いている。
というわけで、最近はスマホのテザリングをうまく活用する方向で落ち着いていた。特にiOSで使える「ショートカット」のオートメーション機能を活用すれば「車に乗り込んだら自動的にテザリングをオンにする」といった機能も簡単に実現できるからだ。
しかし、あらためて車載Wi-Fiルーターの環境を構築してみたところ、テザリング環境で気になっていた細かな不満が解消された上に、ランニングコストも月額539円の上乗せで済むという良い体験を得られたので、その事情を共有したい。
スマホの車載ワイヤレス充電器、充電スピードが早い最新モデル(Qi2 25W)に取り換えやすいオススメの設置方法
カーライフで「CarPlay」が手放せない理由 普段のスマホ体験がクルマに拡張、ただし見落としがちな注意点も
スマートカー「BYD SEAL」は500万円弱でもコスパ抜群 ガジェット愛好家も“新しいカーライフ”に大満足
iPhoneの「探す」対応、車の位置を特定できる「PD対応シガーソケット型スマートタグ」発売
シャープのEVは“止まっている時間”に着目、クルマが第2のリビングルームに 2027年度に本格参入へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.