写真で解説する“AQUOSケータイ”「SH903iTV」

» 2006年10月13日 08時59分 公開
[園部修,ITmedia]

 “AQUOSケータイ”といえば、ソフトバンクから発売されている“予想外の動きをするケータイ”「905SH」の代名詞として広く認知されているが、それと同じサイクロイド機構を採用し、同じブランド名を冠した端末がドコモ向けにも登場する。それがドコモのAQUOSケータイこと「SH903iTV」だ。

 SH903iTVは、すでに紹介しているとおり、端末を開いた状態で画面だけを縦位置と横位置に瞬時に切り替えられるサイクロイド機構を採用しているのが最大の特徴だ。シャープが開発した「ワンセグ視聴にもっとも適したスタイル」であるこの機構は、ダイヤルキーや十字キー、ソフトキーがそのまま操作に利用でき、回転2軸型の端末のように側面の小さなキーを操作する必要がない点が魅力となる。

 ディスプレイは、ワンセグ対応端末としては現時点で最大となる、3インチのモバイルASV液晶を搭載。解像度は240×400ピクセルのワイドQVGAで、液晶テレビ「AQUOS」で培った高画質設計が生かされている。映像をより鮮やかに再現する「SV(Super Vivid)エンジン」を搭載するほか、明るさセンサーや6色フィルターによる色再現性の向上も図られている。具体的な内容についてはまだ明らかにされていないが、ワンセグ視聴時には専用の画質調整が行えるようになる予定だ。

 サイクロイド機構により、待受時だけでなくアプリ使用中でも液晶を横向きにするだけですぐにワンセグが視聴できる「回転連動ワンセグ起動」機能を備える。しかもワンセグは「マルチウィンドウ」表示に対応しており、受信したメールの返事を書いたり、電話帳やスケジュールを見ながら小さな子画面でワンセグを視聴できる。

 ワンセグ関連機能としては、録画した番組を高速に再生する「早見、早聞き」機能やGガイド番組リモコンを利用した予約録画、視聴予約、マニュアル録画、視聴中に気に入ったシーンをすぐに録画するワンタッチ録画機能などがサポートされる予定。リピート録画予約や録画アラーム機能も提供される。録画時はもちろんデータ放送や字幕も一緒に保存されるので、イヤフォンなしで再生を楽しむことも可能だ。

 なおワンセグ連続視聴時間など、スペックの詳細はまだ公開されていない。この点について説明員は「すでに発売されているソフトバンクの905SHを下回ることはないようにしたいと考えている」と話していたので、連続視聴時間4時間以上を実現する方向で開発を進めているのは間違いない。

 このほかFMトランスミッターも装備し、カーステレオやオーディオコンポにワンセグやオーディオプレーヤー、アプリの音声を出力する機能も提供するのも特徴だ。

 以下に写真をまとめて掲載するが、発表会場ではモックアップでの展示となったため、質感や細部の表記などは製品版とは異なる可能性がある。画面もあくまでもイメージなので参考程度に考えてほしい。

PhotoPhoto ボディカラーはWhite、Brown、Blackの3色で、いずれも背面は鏡面のような仕上げを採用している。高級感はあるが、手で触れると指紋がくっきりと付いてしまう。
Photo 裏面はWhiteがパールの入った光沢のある塗装、Brownはマットなシボ加工に光沢のない塗装、Blackは黒一色の光沢塗装となっている。WhiteとBlackは指紋が付きやすい
PhotoPhoto 平型イヤフォンジャックとプッシュトークボタン、上下キー、microSDカードスロットなど、端子やボタン類はすべて右側面にある。左側面には何もない
PhotoPhoto 底面にACアダプタなどを接続する電源/データポートがある。本体の厚さはもっとも厚い部分で24ミリあるが、最薄部は19ミリとなっている。ヒンジ部には905SHと同様にワンセグ用の伸縮式ホイップアンテナを備える
PhotoPhotoPhoto 背面のサブディスプレイは有機ELになる予定。モックアップでは表面に文字が印刷されていたが、実際にはハーフミラー状の表面素材の下から文字が浮かび上がるようなイメージになるという。ダイヤルキーやソフトキーの配置はSH903iとほぼ同じだが、新たに[TV]キーが中央下部に用意された。このキーでワンセグの全画面表示とマルチウィンドウ表示を切り替えられる
PhotoPhotoPhoto 元祖AQUOSケータイ、905SHと並べてみると、3インチ液晶を搭載した分一回り大きくなっているものの、厚さはSH903iTVの方が薄い。裏面のデザインもSH903iTVの方がすっきりしている

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