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» 2006年11月24日 23時23分 公開

スネーク・フライト「携帯なら蛇の写真を送れるわ!」Mobile&Movie 第236回

映画の中に登場する“モバイル製品”をご紹介する「Mobile&Movie」。今回ご紹介するのは、蛇が飛行機をジャックする「スネーク・フライト」。携帯電話の写真付きメールがパニックを救う?【ネタバレ注意】

[本田亜友子,ITmedia]
作品名スネーク・フライト(Snakes on a Plane)
監督デイヴィッド・エリス
制作年・製作国2006年アメリカ作品


 今回ご紹介するのは、飛行機を数百匹の蛇がジャックする『スネーク・フライト』。奇想天外なストーリーは、B級映画の王道を行っています。以下、内容に触れますので、これから見る予定の方は注意して下さい。

 ハワイの森の中で、殺人事件を目撃したショーン(ネイサン・フィリップス)。すぐにバイクで逃げ出したものの、顔を見られてしまいました。命からがらショーンが自宅に戻ると、ほどなく強面の男たちが襲い掛かってきました。殺人現場にいたのは、世界一悪名高いマフィアのボス、キムだったのです。キムの手下たちは、執拗にショーンを追い掛け回します。そんな時、ショーンを助けたのがFBIのフリン(サミュエル・L・ジャクソン)でした。

 フリンはショーンを救い出し、キムの殺人事件の証人になってくれと頼みます。極悪非道のキムは、これまで数々の犯罪を重ねてきたにも関わらず、証拠不十分で罪を問えなかったのです。しかたなく引き受けるショーン。フリンはロサンゼルスでのキムの裁判に出廷するショーンのボディガードとなって、ハワイから飛行機に乗り込みます。

 口封じのためなら手段を選ばないキムの手口を知っているフリンは、FBIのチャーター機をおとりに使い、一般の旅行客に混じってショーンとロサンゼルス行きの便に乗りました。客室乗務員たちは、そんな厄介な客を乗せたことに肩を落とします。中でも、退職して弁護士を目指すため、今夜が最後のフライトとなっていたクレア(ジュリアナ・マーグリーズ)はガッカリ。しかし、それ以上に最低最悪のフライトになるとは考えもしませんでした。

 離陸時間が迫る頃、キムの手下の空港関係者が、ショーンの乗る飛行機を見つけ出しました。そして、キムはその飛行機に、究極の殺人兵器を積み込ませたのです。それは……数百匹の毒蛇。離陸して数分後で自動的に鍵が開けられ、花の積荷に潜り込ませた蛇たちは、カーゴから脱出して客室へ向かっていったのです。

 細工をされて獰猛になっている毒蛇たちは、次々に乗客を襲い始めます。幼い子供や、赤ちゃんを連れた母や、新婚旅行のカップル、皆がいっせいにパニック状態に。フリンは事態を収拾すべく、クレアと協力して毒蛇から身を守る対策を講じます。さらに飛行機電話からFBIに連絡し、非常事態を知らせて、応援を要請します。毒蛇に噛まれた乗客には血清が必要。ロサンゼルスに着いたらすぐに処置ができるように、専門家を呼び寄せます。蛇の専門家は、どんな種類の蛇がいるのかと詳しい情報を求めてきますが、名前のわかる蛇はコブラ程度。クレアは思わず

 「PCとデジカメがあれば、写真をメールで送れるのに……」

 と呟きます。そこに現われたのが、チワワを抱えた金髪セレブのメルセデス(レイチェル・ブランチャード)。

 「携帯なら蛇の写真を送れるわ」

 と、自分の携帯電話を差し出します。こうして、メルセデスのもとに、すでにフリンが退治した毒蛇たちが集められ、できるだけの情報を携帯電話のメールで送ることに。血清の準備が進められようとした時、ついにパイロットまで毒蛇に襲われてしまいます。毒蛇はあまりにも多く、コックピットまで侵入してしまったのです。最悪の事態を、フリンは切り抜けることができるのでしょうか?!

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