あなたは多分、“くーまん”の魅力を知らない──「810T」ソフトバンク「810T」レビュー 後編(2/3 ページ)

» 2006年12月04日 10時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

さまざまなユーザーにしなやかに対応──アドバンスドシンプルメニュー

 810Tは、ソフトバンクモバイルの3G端末の中で携帯ビギナーや年配ユーザーの利用も意識したフレンドリーケータイとしての役目を担っている。利用する機能を絞り込み、メニュー構成や操作性を、よりシンプルにすることも可能だ。810Tは、用途に合わせてシンプル度を3段階で変更できる。

photophoto アドバンスドシンプルメニューはこの2ステップの設定で移行できる

 「アドバンスドシンプルメニュー」機能で、“通話とメール”“通話とメールとカメラ”“Webも含めて一通りの機能も使う”の3段階のレベルが選べる。レベルの切り替えに応じてフォントサイズも一括で「大」「中」に変えることも可能だ。

 加えて、「メール」「Y!」「メディアプレイヤー」キーのショートカット機能を無効にし、誤操作による無用な混乱を防ぐ工夫もある。なお、家族で共用するような場合にもアドバンスドシンプルメニューを解除せず、いずれの設定の場合も一時的に通常メニューを呼び出せるようにもなっている。

photophotophoto メニューは利用するシーンに合わせた3種類を用意する。メニューだけでなく設定操作なども、より利用頻度の高い項目に絞り込んで表示される
photophoto 「切替」押下により、上下キーのみで操作できるシンプルメニュー表示も利用できる(左)。アンテナバーやバッテリー残量も大きく表示される。最上段の2つのソフトキーには2人分の電話番号を登録でき、ワンタッチダイヤルキーとして機能する(右)

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